日本語教師になる過程、あるいはなってから悩まされるのが「教科書、参考書代」です。
語学のテキストは英語を除けばテキスト代が意外と値段が高い💦💦
それは日本語も同じで、初級の王道「みんなの日本語」は初級Ⅰ、Ⅱの両方を買うと、5500円!!
アマゾンなら中古もあるようなので、アマゾンポイントや楽天ポイントを駆使して購入するのがおすすめです。
「まあ、でも1回買っておけばずっと使えるし♪」と思われるかもしれませんが、学校によって初級のテキストに何を使うかは違います。
王道は「みんなの日本語」とはいえ、「げんき」や「大地」というテキストを使う学校もあります。
GENKI: An Integrated Course in Elementary Japanese I [Third Edition] 初級日本語げんき[第3版]
日本語初級〈1〉大地―メインテキスト
どれも一長一短があるので、「これがいいですよ」とは言えないんですが、どのテキストでも何度か授業をしておけば、テキストが変わってもそれほど大変にはなりません。
日本語教師が使うのはテキストだけではありません。
初級はそれほどでもありませんが、中級になると学生から「初級で勉強したこの文法とは何が違うの?」とか「この文法はどんな品詞の後に使うの?」などという質問が飛んできます。
初級文法であれば、ネットの検索などでも一応対応できる(サイトも多いので)と思いますが、中級、上級、JLPTN1、N2になるとなかなか大変。なので、「文型辞典」というものを購入するのがおすすめです。
これは私が学生時代に買ってからずっと愛用している辞典です。
これ以外にもいろいろな種類が売られているので、本屋さんなどでパラパラと中を見て、1冊持っておくといいのではないかと思います。
が、やはり1冊3000円程度のお値段です。。。
ただ、辞典の場合はどの学校でもどのテキストでも対応ができるので、「1回買っておけばずっと使える♪」ものです。
日本語教師は給料が低めなので、養成講座、教科書、参考書代など初期費用を回収するのが大変なことが玉に瑕なのですが、世界中どこでも需要さえあれば仕事があるというのも魅力。
日本語教師の仕事って、「外国の人と話してみたいけど、外国語が全然できない(私のことです)人」や、「日本から出るのはちょっと怖いけど、海外に興味がある人」、反対に「日本から出ていろいろな国に住んでみたい人」など、幅広い人におすすめできる仕事じゃないかなぁと思います。