日本語教育能力検定試験のテキストを購入し、勉強をしなおすことに決めたと書きました。
ブログを書いてから、およそ1週間が経ちました。
現在の学習進捗状況は、「区分1の問題を3つやった」ところです🤣🤣
もう1つ告白すると、ブログを書く前に、「やってなかった🫢 」と思って数分でやってみたところです😭😭
が、3問やってみて思ったことがあるので、書きたいと思います。
変化の激しさ
日本語教育業界の特徴の1つといえるかもしれませんが、変化の激しさがあります。政治や経済、世界状況の影響をモロに受けるので、私が試験を受けた時と問題の内容も大きく変わっています。
区分1の社会・文化・地域では、よく海外における日本語学習者数の問題が出ますが、アジアの変化はかなり激しいので、この部分は必ず最新データを解説しているページや問題をやりましょう。○○白書みたいなのを読むのが苦痛にならない人は、国際交流基金に全報告書(全88ページ)があるので、読みましょう。
他方、私が試験を受けた時とそれほど変わってないなというのが、アジア地域以外の日本語学習者数です。確か、自分の試験の時も「アメリカが最も多い」を選んで間違えた(正解はオーストラリア)のですが、今回も同じ間違いをしました🤣🤣
また、問題集はやや古いデータで出版されているものが多いので、区分1は問題集の問題と答えを丸覚えをするのはおすすめしません!
学習者数の推移
区分1で丸暗記意はだめですよ、と書いたのはさっと国際交流基金の報告書に目を通したからです。
私が今回使っている問題集
この問題集に出てくる問題は、2015年の国際交流基金のデータを使って作られています。なので、「学習者数は前回調査より減少した」は正解なのですが、2018年の調査では増加しています。
私は問題を解く前に2015年の調査結果に全く目を通していなかったので、自分が教壇に立っている感覚で「減ってはない」と感じていたので間違えてしまいました。
この区分の問題は「知っている、知らない」の問題なので、試験前になってから報告書を読んでも対策は十分間に合うかなと思います。
現場の先生が有利な問題
この区分の問題はすでに日本語教師として働いている人に有利な問題が出てくることがあります。
例えば、外国人が医師国家試験受験資格認定を受ける場合、どういう条件が必要か、とか、JLPTの合格要件がある場合、2010年の試験改定前に合格した認定書は使用できるかどうか、とか、実際に調べたことがある人とない人では問題の難易度は大きく変わります。
私は学生から医師国家試験と医薬品の登録販売者試験を受けられるかという相談を受けたことがあって、外国人が受ける場合の条件を調べました。
日本語教師をやらずに、こういう情報を調べることはないと思うので、教師の経験がない人が受験する場合、社会・文化・地域の内容は複数のテキストで学習した方がいいかなと思います。
まとめ
まだたったの3問しかやっていませんが🤣 、けっこう色々な発見がありました。
ちなみに、13問中5問しか正解できませんでした🤣🤣🤣
引き続き、問題を数問こなして思ったことを書いていきたいと思います。