日本語教育能力検定試験の内容ばかり書いていてもつまらないので、最近ちょっと見た日本語教師の求人について思ったことを書いてみようと思います。
コロナでほとんどなくなっていた日本語教師の求人が一気に増えてきているので、これから仕事を探すという人の一助になれれば幸いです。
国内の求人
「日本語教師 求人」で検索をすると、大体表示された結果の上位１〜５ぐらいが日本語教師がよく見る求人情報じゃないかなと思います。国内も国外も求人がありました。
日本国内はそれほど大きな差はないと思います。日本語学校の非常勤講師なら、未経験者は大体1500円〜1800円。経験者なら1800円〜2200円ぐらいが相場かと思います。
アルバイトとして考えたら悪い時給じゃありませんが、はっきり言って安いです。
50分の授業をしようと思ったら、経験者でも3時間以上の準備時間がかかると思います。アルバイトで、勤務時間以外に3時間仕事することってありませんよね。非常勤はアルバイトじゃないんです。
ちなみに、大学などで教える場合は倍以上の金額がもらえます。が、大学院修士課程を修了することが必須となります。
国外の求人
国外はどうかというと、国によって大きく違います。
実際に働いたことがある国はアジアしかありませんが、大雑把に言って日本人がたくさん住んでいる場所の方が条件は悪いと思います。
私が見た求人では、欧米の学校は「ビザサポートをしません」と書いてあることが珍しくありません。どうしてもそこで働きたいなら頑張って自費でビザを申請すればいいと思いますが、給料を見ても「生活大丈夫？」と思うレベルの金額が書かれています。
日本人がたくさん住んでいると、先生をやってくれる人が多い（しかもビザ無料で）ので、どうしても募集する側の「雇ってあげますよ」感（そんなつもりないとは思いますが）が感じられて好きになれません🤣🤣
そうかと思うと、「○○っていうところはこんなところです。」「安心してください。」「生活をできる限りサポートします。」と書いている国もあります。もちろん、ビザのサポートもしてもらえます。日本人にとって馴染みのない国の場合、通貨のレートや生活費を例示してくれたりもしています。
おそらく、日本人にとってよく知らない場所だとしても、いい経験ができるのではないかなと思います。ただ、こう書いてあっても、生活には多少苦労すると思います。お湯が出ないとか、自然災害が多い、食事が合わないなどなど。
ですが、特に日本語教師の経験がなくて、将来的に日本で日本語教師になろうと思っている人はそういう国へ行くべきです。
なぜなら、あなたが将来教える学生は、日本へ来て部屋の設備が壊れる、台風や地震がある、日本食が合わないという体験を必ずするからです。
と、ここまで書いておいて「え？台湾って日本人多くない？」と思われたかもしれませんが、その通りです🤣🤣🤣
台湾の学校は専任講師の場合はビザサポートがあります（非常勤はありません）が、生活にはそれほど苦労しない穴場スポット（？）です😆😆 。
日本も海外も、だんだん入国制限を解除しつつあるので、日本語教師の仕事は国内外どちらも回復するだろうと思います。求人はマメにチェックするのがおすすめです。
私が台湾へ移住する時に成田から乗った飛行機。
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