台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

日本語教育能力検定試験学習10回目

日本語教育能力検定試験学習の10回目です。今回は、区分5の大問4つをやりました。

 

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感想(1件)

メタファーとメトニミー

私が問題をパッと見たり、聞かれたりした時に、例文が思いつかない項目の1つです。漢字にすると、直喩、換喩という言い方をしますが、比喩表現の種類ですね。

比喩というのは文化にもまたがる部分なためか、よく日本語教育能力検定試験に出る印象があります。

直喩はそこまで苦労しないのですが、換喩、提喩になるとお手あげ。。。

今回解いた問題に出ていました。ゆっくり、じっくり、きちんと勉強すれば得点につながると思います。

 

外国語の特徴

やや厄介なのが、外国語の特徴に関する問題。ベトナム語や中国語の語順、発音の特徴などです。これは、現場でその言語が母国語の学習者がいれば自然とわかる問題ですが、まだ教壇経験のない人には難しい問題です。。。

ただ、おそらく学習者が多い言語に限定されると思うので、中国語、韓国語、そして最近はベトナム語などが対象になるのではないかと思います。

 

授受表現は要チェック

授受表現に関する問題が大問で1問出ていました。必ず出るというわけではありませんが、中国語、韓国語、ベトナム語、英語あたりの授受表現をチェックして、日本語との違いをおさえておくと、学習者がこれを学ぶ時にどこに躓くのかわかります。

 

試験に出なくても、学習者の多くが「難しい」と感じるポイントなので、まだ教壇に立っていない方は授業の準備に時間を取られないうちに、わかりやすくまとめてみるのがいいと思います。

 

まとめ

今回は苦手な比喩が出たこともあって(という言い訳🤣)、19問中13問正解。正解率は68%でした。

次回で区分5のチャレンジは終わって、その後聴解に挑みたいと思います。

が、実は最近新しくにゃーの協力のもと始めた試みがあるので、そちらをご紹介するかもしれません。

 

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