前回と同じで「環境系」で気になっていることをつらつらと書いてみたいと思います。
排気ガスが出なければ空気はきれい?
Twitterを手に入れた大手電気自動車メーカーをはじめ、各社一斉に開発をすすめているらしい「電気自動車」。
台北の市バスでもときどきこの電動タイプを見かけるようになりました。
自分の目の前を通り過ぎる、家のすぐ横の大通りを通り抜ける分には、電気自動車ってすばらしいと思います。なぜなら、圧倒的に静か✨✨
が、「電気自動車は排気ガスが出ないから環境にいい」は「そんなことないだろ」と個人的には思っています。
「日本だって車を電気自動車にすべきだ!!」という人もいるかもしれませんが、
じゃあ風力や水力、太陽発電では電気量は足りないだろうから、あんなに(?)大バッシングになった原発の再稼働はするしかないのでは??
それほど電気にも電気自動車関係に詳しくないのですが、電気自動車の電気ってほぼ毎日充電しないといけないと思うから・・・でも、公共交通機関に関しては電動でもいいんじゃないかなぁと思っています。
アップサイクルの難しさ
もう1つは、ときどきニュースで見かけるようになった「アップサイクル」の商品。アップサイクルは、「廃棄されるはずだったものが価値の高いものになる」ことだそう。
例えば、
備蓄食料からクラフトビールを作る。
ビール粕からクッキーを作る。
ここまでは、アップサイクルされたものが「飲料、食料」なので、「おー😲」と思っていました。
が、
廃棄された傘からランプを作る。
建築廃棄物からインテリア雑貨を作る。
廃棄紙こコーヒー残渣から洋服を作る。
は、「限界が来そう」と思いました。
ランプも雑貨も洋服もそもそもそれをメインに開発している会社もあるし、洋服に至っては世界中で廃棄される衣料品が大問題になっているので、結局廃棄される量が増えているだけのような。。。
もちろん、捨てられるより「ほしい」と思う人がいる可能性があるならアップサイクルをしたほうが無駄にならないとは思います。
まとめ
環境問題って、人間が今の快適さを手放そうと思っても手放せない難しさが一番の難題なのだと思います。大気汚染が問題なら馬に乗る時代に戻ればいいし、洋服は全て完全オーダーメイドとかにすれば無駄は多少減ると思います。
でも馬で移動するのはすごく不便だし、洋服はいろいろなデザインを比べて選ぶのが楽しい。
環境系のニュースを見てときどきモヤモヤしてしまうのは、「環境に完全にいいとは言えないとわかっていながら、環境にいいっていうアピールを聞いたから」じゃないかと思っています。