日本にもいろいろな駅弁がありますが、台湾にも駅弁があって、「台鐵便當」(台湾鉄道弁当)と言います。
その中で、ちょっとレアな弁当が買えたので、ご紹介。
石班魚
レアな弁当というのが、台湾の高級魚として知られている「石班魚」のお弁当。こちらがそのお弁当。
もうちょっと寄ってパシャリ。
いつでもどこでも売っている排骨弁当は80元(359円)ですが、このお弁当は150元(674円)。日本の駅弁と比べたらお手頃な値段ですが、駅弁としてはやや高め。
ですが、このお弁当、発売当初は5分ぐらいで完売してしまう、かなりレアなお弁当でした。
ちなみに、発売当初は石班魚の唐揚げのようなおかずでしたが、今回私が買ったのは蒸した石班魚でした。
石班魚がなぜ弁当に?
ややお値段も高いにもかかわらず、すぐに売り切れになる程このお魚が人気なのかというと・・・人気は人気なんですが、他の事情があります。
それは・・・余ってしまっているから💦💦
石班魚は台湾では輸出が多く、あまり国内で消費されていなかった(高級料理店で食べるイメージ)のですが、あるとき最大の輸出国である中国から「基準を越える何かが発見された」とかで、輸出を停められてしまいました。
結構な量の石班魚が余ったので、学校の給食になったり、今回のようにお弁当になったりしています。
お値段以上♪♪
お弁当になって売られると聞いた時、すぐに買いに行ったんですが、あっという間に売り切れ😅💦
あー、高級魚・・・
今回偶然、お弁当が発売して30分ぐらいの頃に行ったからか、もうみんな買って食べて満足したのか、残っていました!!迷わず購入、そして実食。
ふっくらとしていて、臭みもなくおいしかったです。魚だけでなく、他のお弁当と違って卵は卵焼き、湯葉も野菜と和えてあったりと一手間、二手間かかる調理法でした。
ご飯は、雑穀が混ざっているお米。
まとめ
このお弁当、もともとある定番メニューではないので、いつまで販売されるかはわかりませんが、今のところまだあるようです。
台北駅は普通のお弁当もすぐに売り切れてしまうので、他の駅のほうが狙いやすいかもしれません。