台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

石班魚

日本にもいろいろな駅弁がありますが、台湾にも駅弁があって、「台鐵便當」(台湾鉄道弁当)と言います。

その中で、ちょっとレアな弁当が買えたので、ご紹介。

 

石班魚

レアな弁当というのが、台湾の高級魚として知られている「石班魚」のお弁当。こちらがそのお弁当。

 

 

もうちょっと寄ってパシャリ。

 

 

いつでもどこでも売っている排骨弁当は80元(359円)ですが、このお弁当は150元(674円)。日本の駅弁と比べたらお手頃な値段ですが、駅弁としてはやや高め。

ですが、このお弁当、発売当初は5分ぐらいで完売してしまう、かなりレアなお弁当でした。

 

ちなみに、発売当初は石班魚の唐揚げのようなおかずでしたが、今回私が買ったのは蒸した石班魚でした。

 

石班魚がなぜ弁当に?

ややお値段も高いにもかかわらず、すぐに売り切れになる程このお魚が人気なのかというと・・・人気は人気なんですが、他の事情があります。

 

それは・・・余ってしまっているから💦💦

 

石班魚は台湾では輸出が多く、あまり国内で消費されていなかった(高級料理店で食べるイメージ)のですが、あるとき最大の輸出国である中国から「基準を越える何かが発見された」とかで、輸出を停められてしまいました。

 

結構な量の石班魚が余ったので、学校の給食になったり、今回のようにお弁当になったりしています。

 

お値段以上♪♪

お弁当になって売られると聞いた時、すぐに買いに行ったんですが、あっという間に売り切れ😅💦

 

あー、高級魚・・・

 

今回偶然、お弁当が発売して30分ぐらいの頃に行ったからか、もうみんな買って食べて満足したのか、残っていました!!迷わず購入、そして実食。

 

ふっくらとしていて、臭みもなくおいしかったです。魚だけでなく、他のお弁当と違って卵は卵焼き、湯葉も野菜と和えてあったりと一手間、二手間かかる調理法でした。

ご飯は、雑穀が混ざっているお米。

 

まとめ

このお弁当、もともとある定番メニューではないので、いつまで販売されるかはわかりませんが、今のところまだあるようです。

台北駅は普通のお弁当もすぐに売り切れてしまうので、他の駅のほうが狙いやすいかもしれません。