台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

日本と台湾の学校の違い

台湾の街を歩いていると、体操着を着た学生らしき人たちをよく見かけます。実は中学生、高校生。日本と台湾の学校の違い色々を学生から聞いた話をもとに書いてみたいと思います。

 

制服が体操着?

まず、台湾の中学生と高校生は見分けがつきにくいです(私が外国人だから?)。高校生らしき人がたまに日本の高校生のような制服で歩いているのをみますが、セーラー服の中学生は一度も見たことがありません

 

なので、私の中で体操着は100%中学生という分類になっています🤣

学生に聞いたところ、中学も高校も制服着用は必須のようですが、体操着を制服としている学校もあるようです。

 

技術家庭科(今は生活?)がない

技術家庭科は小学校〜高校までずっとないらしいですが、美術や音楽の授業もそれほどないらしいです。

なので、包丁やハンダ、のこぎりの使い方は必要に迫られないと学ぶチャンスがないようです(ハンダとのこぎりはあまり必要に迫られないと思いますが)。

 

水泳の授業も月に1回ぐらいしかないらしいので、台湾にはけっこう泳げない人がいます。じゃあ、水泳大会もないのかなぁ。

 

高校3年生は地獄

そして1番違うなぁと思ったのが高校3年生の過ごし方です。

 

日本も地方によって違うと思いますが・・・私の学校は全体で授業を受けるのは夏までで、秋以降は推薦で合格した学生は授業が少なくて、ほぼ自習。一般入試を受ける学生はセンター試験対策、私立対策とかに分かれて授業を受けていたと思います。

 

台湾は・・・

なんと朝7時(6時半?)から自習が義務。

毎日とにかく、小テスト。

夕方18時ぐらいまで授業があって、学校によってはその後22時ごろまで自習。

学校の授業が終わっても、その後塾へ行って22時ごろまで勉強。

 

進学校は大体このスケジュールだそうです。

 

昼ごはんはお弁当?

私の学校は食堂がなかったので、昼ごはんはお弁当かコンビニや購買で何か買っていました。

台湾の学校も食堂があったりなかったりするようですが、台湾は外食文化だから近くのお店で買ったりもできるんだろうなぁと思っていたある日、驚きの光景を目撃しました。

 

 

ん?高校の門の前にバイクがいっぱい。。。

近寄ってみると・・・

 

 

日本から撤退してしまったfood pandaですね。

フードパンダ撤退のニュースから考える日台文化の違い - 台湾へ移住して日本語教師

 

あー、先生が呼んでるんだなぁと思いながら門の前を通ると・・・

学生の列!!

学生が学校にfoodpandaを呼んでいたのです。

 

これ、日本ならどうでしょう。

絶対、怒られる気がします🤣🤣🤣

でも、ダメな理由を聞かれたら明確な説明ができない。。。

 

まとめ

どちらかというと、台湾の学校の方が勉強に重心を置いているのかなぁという印象です。

クラブ活動も日本ほど活発ではないようで、帰宅部が半分ぐらい。でも、塾や習い事をする学生が多いので、学校以外にもコミュニティがある割合は台湾の方が高そうです。