先日、学生と話した時に気づいた当然のこと。
合格発表
明日、10月に行われた日本語教育能力検定試験の結果が送付される予定ですね。
ほとんどの地域のかたは2日以内に合否を知ることになると思いますが、早く見たいような、見たくないような気持ちだと思います。
今月の最初の日曜日に、日本語能力試験が行われましたが、こちらはネット申し込みをすると来月末にはネットで結果が分かるようになっています。
で、日本語能力試験が終わった後、学生がこんなことを言いました。
「小さい手紙を受け取ることになると思います。」
最初は意味がわからず、「え?誰からですか?」と聞き返してしまったんですが・・・
これ、「合格なら大きい封筒(合格証が入っているから)で、不合格ならハガキサイズの封筒」という意味だったようです。
つまり、「合格できる自信がない」と。
面白い表現だなと思いましたが、これってどの国もそうなのかぁ🤔と変なところに納得してしまいました🤣
それとも、日本だけ?
大学や高校の合否でも同じですね。
日本語教育能力検定試験も同じです。
が、私は初めて受験したときに小さいハガキを受け取っても自分が不合格だと気づかず、すごくドキドキしながら開封したことを覚えています🤣🤣
もし不合格でも
日本語能力試験にしても、日本語教育能力検定試験にしても、不合格ハガキには次の合格へのヒントがあります!
どこで点が取れなかったのかが分かるので、次回(日本語能力試験は来年の7月、日本語許いく能力検定試験は来年の10月)までに重点的に学習する箇所がわかります。
が、人間そんなに簡単に苦手や好きじゃないことは克服できません。。。
日本語教育能力検定試験はできるかぎり高い点数を目指すしかありませんが、日本語能力試験の場合は合格者数の割合が決まっているわけではないので、苦手を克服するか、得意なところで点を伸ばせば合格が近づきます。
日本語教育能力検定試験の場合は、聴解や記述はある程度の技術が必要なので、時間をかけてそれを磨くか、それ以外の暗記系の学習範囲を広げるかだと思います。
「合格」を目指すなら得意分野を伸ばすのが早いと思います。
が、以前の職場で「日本語教育能力検定試験の聴解がとても苦手」な先生がいて、他の分野で点を伸ばして合格したそうですが、学生から「先生の「ん」の発音は他の先生と違う」と指摘され、困惑していた先生がいらっしゃいました。
学生の指摘は鼻濁音の「ん」がその先生はできていないということのようでしたが、そもそも鼻濁音の「ん」とそうでない「ん」の聞き分けができないので、発音もできてないようでした。
この学生が特殊といえば特殊ですが😅、日本語教育能力検定試験のほとんどの内容は直接、すぐさま現場で役に立つとは言えないけれど、無視もできないなと思います。
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