先日のニュースで台湾の今年の出生率は世界最低だというのをにゃーが見つけました。
今年は「辰年」なので、中華圏では他の年に比べると出生率が上がるはず…ですが、どうやらその効果も無くなっているようです。
政府のサポート
少子化に関して台湾政府も結構頑張っているように思います。
出産一時金や子ども手当などがあり、子どもを保育園などに預ける場合のサポートもあるようです。
これらの手当の額を上げてもおそらく少子化は解消されないんじゃないかというのが私の考えで、にゃーは「もっと金額をあげて完璧なサポートにすればいい」という考えです。
政府がどんなに補助金を出しても、出産しないで夫婦で働く方が収入は多いだろうし仮に同じぐらいの金額がもらえたとしても休みの日には育児という仕事が待っています。
残業すればいいんだよ、という上司
にゃーは今の会社に豆が生まれる1ヶ月前に入社して、豆が生まれた次の月に試用期間が終わる予定でした。
が、豆が生まれた月は半分ぐらい休みを取ったので試用期間中に十分な成果が出せず、使用期間延長となっています。
先日、にゃーが上司と面談をしました。にゃーは今まで使っていない言語を使っているので、コードを読むのに時間がかかり、思うようにタスクをこなせないことを相談。
すると上司が一言
「家に帰って残業すればいいんだよ。」
その話を聞いて、「あー、少子化ってこれが原因だよな」と思いました。
ネットが普及してからいつでもどこでもパソコンがあれば仕事ができる職種が増えて、帰宅後、家事や育児、介護などをしなくてもいい人は、望めばいくらでも残業ができるようになったと思います。
好きなだけ仕事に時間を使える人と使えない人の成果を単純に比べたら、仕事時間が長い人の方が査定が良くなる可能性は高いでしょう。
・出産したら収入が減って負担(育児)が増える。
・出産して仕事の時間が減ったら査定が下がる。
こういうことを書くと「だから産まなきゃいいじゃないか」と言う人もいると思いますが、その通り。この現状を変えないと少子化が加速するばかり。
でもだからといって「子どものいる人の査定を甘くしろ」なんて政府が指示できるわけもありません。にゃーも効率を上げる方法を考えるべきだと思いますし、上司は悪気なく言ったと思いますが、私には配慮に欠けた言葉に思えました。
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