台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

防空演習

台湾では1年に1回、防空演習と呼ばれる演習があります。避難訓練みたいなものかな?と最初は思いましたが、外国から攻撃されたことを想定した訓練となっています。

 

何なら日本より平和で安全な台湾ですが、この演習や学生が「兵役に行ってきます」というのを聞くと、当たり前に軍隊があって(防衛のためですが)、いつ外国が攻めてきてもいい準備をしている国なのだと再認識します。

 

さて、この訓練、そこらじゅうに日付と時間(30分)が告知されているのですが、例年はちょうど授業中だったのであまり影響がありませんでした。

今年はちょうど移動をしている時間だったので、MRTに乗れるのか心配していました。

 

まず出発駅に着くと、すでに電光掲示板で演習の案内が。

 

ちょっと小さいですが、午後1時半から警報がなって演習が始まりますよ。でも、MRTは正常に運転します。とのことです。

 

ほっと胸を撫で下ろして、1時半に窓の外を見ると・・・

 

    

 

人っこ1人、車1台走っていません。

この演習、演習中に外へ人が出ると罰金という厳しいルールがあるんです💦💦

車やバスの走行も禁止なので、路肩に停めて車内で待機(30分も。。。)。

 

 

駅のホームも人がおらず、入り口の前で待つみんな。。。

 

 

バス2台とタクシー1台が停車中。たぶん、エンジンはかけていてもいいと思いますが。。。

 

    

 

本当に、本当に誰もいない。そして14時になると演習終了のお知らせが一斉配信で届きます。

 

 

 

解除1分後、です。

 

今回は移動中で、たまたま降りた駅がショッピングモールだったので、駅の出口付近にいた警察官が「中が涼しいから、その辺に座って待ってて。」と言ってきました。

 

これが、涼しい場所がない駅とかだったりすると、ちょっと大変だったなぁと思います😅💦