台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

日本の外で暮らして気づくこと

今までに2回、外国で1年以上暮らす長期滞在をしたことがありますが、日本の外に出てみると気づくことがいくつかあります。

今日は先日のTKO木本さんが起こした投資トラブルのニュースを見て思ったことを書いてみたいと思います。

 

日本人と台湾人のお金の話

日本では、お金の話を友達とすることはおろか、家族間でもオープンにしないことって多いのではないでしょうか。私も家族の収入、貯金金額、資産についてほぼ把握していません。

 

台湾の人(というかにゃーの家族)は家族間で給料や資産の話をオープンにします。なので、私が今年全額返済した奨学金のことをにゃーのお母さんは知っていましたし、にゃーはしょっちゅう自分の給料や株などの資産状況を家族と相談しています。

 

もちろん、最初はびっくりしました。ただ、その時になぜか「お金の話をするのは汚い」というイメージを自分が持っていたことにも気づきました。

 

でも、「どうして汚いと思うの?」と質問されたら、答えられないということにも気づきました。

 

ここで「日本の習慣だから」という答えがぱっと思いつくと思いますが、その答えは思考停止。習慣と呼べるものにもきちんとした理由や気候風土などから理にかなっている説明ができるはず。

 

お金の勉強

とはいえ😅、私も最初はお金の話をしたり、お金のことを考えることは前向きではありませんでした。

 

仕事をして、コツコツ節約・貯金をして、生活に困らない程度にお金があればいいやという考えだったので、にゃーに何回か「株、買ってみない?」と言われても「買わない」と言っていました。

 

頑なな私ににゃーが送ってきたある動画がきっかけとなり、にゃーが「また見てる😬」というぐらい動画でお金のことを学ぶようになりました。

あ、変な勧誘と思われても困るので🤣、なんの動画なのかは書きません。

 

知ることは大事

冒頭の話から遠まわりになりましたが、いろいろ自分なりに勉強して、先日の木本さんの投資トラブルのニュースを見た時に、すぐに思いました。

 

「あ、ポンジスキームに引っかかったんじゃないの」と。

 

現時点で細かいことが明らかにされていないので、分かりませんが、そうなんじゃないかなぁと思いました。

で、勉強した動画でも同じ解説がされていたので、「あ、金融知識、上がったかも♪」とちょっとうれしくなりました😇

 

日本にいないので、日本の空気感は分かりませんが、「やっぱり投資って危ない」と思った人、けっこういるんじゃないでしょうか。

 

私も日本に住んでいたら、そう思ったと思います。

でも、1番怖いのは投資ではなくて、「お金の話や相談を家族にさえしにくい雰囲気」なんだと思います。

 

家族に相談できない→知識もない→騙される

 

私は日本の社会の距離感(パーソナルスペース)が好きですし、いい文化だとは思いますが、こういう時に脆いなとも思います。そんな日本の社会を評価してくれる国や人がいる一方で、格好のターゲットにもなると外へ出て気づきました。

 

ちなみに、台湾の人は金運アップのためにこんなものを飾ったりします🤣🤣🤣

 

  

 

お正月には必ず、お金の神様が飾られます。