台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

10万円を台湾で使うなら

お題「10万円」

はてなブログの企画で、バトンを回して記事を書くというのがあったので、やってみようと思います。

私がブログを長期で書くのはこれが二回目。一回目は中国で働いている時に、友達と一緒に始めたブログで、その時からこの「バトン」というのが流行っていました。

 

これ、地味に難しくて面倒なんですよね・・・(マイナスなこと書いてすみません)。

 

でも、バトンを回さなくてもOKということだったので、回さずに書いてみたいと思います。

 

さて、私が引いたテーマは「10万円」。

このテーマを見てパッと思いついたのは、「コロナ禍で給付された10万円」😅💦

私は住民票を抜いているので、給付資格はなかったんですが、このニュースを見た時は正直「日本ってなんだかんだ言ってお金あるんだ(貯めてる?)な」と思いました。

 

単純に、日本の人口1億千万人に振り込むだけではもちろんありません。申請書作って送って、返送された書類チェクして振り込み手続き(手数料もあるし)して・・・

 

10万でどうすりゃいいだ!!」という意見がネットで散見されましたが、土居健郎さんの「甘えの構造」を思い出さずにはいられませんでした。未読の方は読んでみてください。

 

 

もらえないけれど、10万円もらえたとして、台湾で使うならどうやって使ったかなぁとちょっと想像してみました。10万円ということは、台湾ドルにするとおよそ21000元です。

 

・私が2ヶ月に1度買っている台湾のETFが大体20000元なので、生活に余裕があって仕 

 事もあまり影響がなければ投資に回すかも

・仕事で影響を受けまくっていたら、やっぱり生活費の補填にするかも。

・当時はなかったかもしれませんが、コロナ保険に加入するかも。

・私もにゃーもちょっと仕事に影響を受けていたら、このブログをPro(有料化)した

 かも。

 

こうやって考えると、確かに「助かったー」と思える金額ではありません。でも、だからこそお金の使い方をじっくり考えるいい機会だったのではないでしょうか。

 

人からもらうと10万ってこんなに少なく感じるのに、自分で働いて10万を手に入れようと思ったら結構大変です。

このブログもブログ書いてお小遣い稼げたらいいなーと思って広告をちょこちょこ貼らせてもらっていますが、赤裸々に書くと今月の売り上げは80円🤣🤣🤣

1年書いてますが、私のやり方にも問題あるとは思いますが、10万なんて夢のまた夢。

 

時給1000円の仕事だって、100時間働かなければなりません。

1個100円のパンなら1000個売っても原価を考えたら10万になりません。

 

使い方考えたら、コロナ禍を生き抜こうと思ったら少ないけれど、自分で稼ごうと思ったらそれなりに大変。

それを税金は元々国民が払ってるんだ!!とはいえ、ぽーんとくれるのは側から見ていたら「お金持ちー!!」という感覚でした。

 

ちなみに、台湾政府はコロナが全世界に広がった年に「3倍券」なるものを作りました。何が3倍かというと、

 

政府に1000元(約4500円)を払ったら、3倍の価値がある商品券をあげる(使用期限付き)

 

というシステム。しかもこれは、外国人(配偶者を除く)は対象外。

台湾はけっこう永住権を持っている日本人がいるので、抗議があったのか、なかったのか、翌年の5倍券からは永住権の人も含まれました😅

 

1000元払えない貧困家庭はどうするんだ!?とか

お金をとっておきながら、使用期限があるとは何事か?!とか

そんな意見は聞きませんでした。

 

みんな、嬉しそうに、楽しそうに「3倍券だー!やったー♪♪」という感じ。

そして、「日本人、もらえないんだよ。台湾で税金払ってるのに。。。」とこちら側が愚痴ってました🤣

台湾人同僚がかわいそうだと思ったのか、飲み物をおごってくれました🤣🤣🤣

 

     

 

10万円って稼ぐのにはけっこう大変で、使う時は本当に一瞬で消える絶妙な金額ですね。