外国語を勉強したことがある人ならみんな思うことですが・・・「会話って難しい」です。自分の体験を振り返りつつ、会話の教え方について考えてみました。
会話はどうして難しいのか
わざわざ書かなくてもいいかもしれませんが😅💦
会話が難しい理由は、相手(特にその言語の母語話者)が何と言うのかわからないからです。
「トイレ(駅)どこですか〜?」は結構どんな外国語でも初級の段階で教えると思います。そして実際にその表現を使ってトイレの場所を聞くと・・・
「トイレ?あー、%’’)#=%#(’&”&’」
「・・・・」
みなさん、こんな経験をお持ちだと思います。私ももちろんあります。相手が何を言っているのか分からない場合は会話になりません。
すると、先生は「ゆっくり話してください」や「もう少し簡単な言葉で話してください。」とか「〜は何ですか?」のようないわゆるストラテジーを学生に教えます。
さて、この言葉を何回繰り返すメンタルの強さがあるでしょうか。
何度か行ったことがある店、顔見知りが相手なら何度か言えるかもしれませんが、お店とか道端の初対面の人に何度も使うのはどうしても「悪いなぁ」という気持ちになります。
台湾で迷う瞬間
先日、靴を買いに行ったら、ちょっと汚れがついていました。
右にちょっと青いペンの汚れ。
水性ペンっぽいし、自分で落とせるかも🤔と思いましたが、上の方を見ると同じデザイン、同じサイズのものがあります。でも、自分では取れない高さ。。。
近くの店員さんに、「あのー、ちょっと汚れが。。。」と言うと、「他のなかった?」というようなことを言われたので、「あるんだけど、高いところで。。。」と言ったら「ちょっと待っててー」と快く取ってくれました🤗
あー、よかったと思って一足受け取ろうとしたら、
「あ、これかな。あ、これも。」と言いながら3足ぐらいどんどん取る店員さん。
靴を並べて、「どれにする?」と聞いてくれる店員さん。
ヤバイ、会話が続いてしまう😰
焦る私🤣
早く選んでさっさと会話を切り上げようと「じゃあ、これ」と選ぶと、親切すぎる店員さん、さらに「化粧の汚れ落としとかあるでしょ?もしこれも何かで汚れちゃったらそれで洗うときれいになるよ。」というプチ情報。
「へ、へー、そうなんだ😅😅😅。ありがと〜」とそそくさその場を離れました。
そこは観光地にはない現地の人が多いデパート。
こういう場所は外国人をひた隠しにしているので、店員さんとの会話になると「外国人ってバレたかな?バレたかな?!」と変な汗をかく私🤣
まとめ
この、母語話者に自分がなると、別に大したことではないし、「分からないなら分からないって言ってくれればいいのに。」と思うこと。
なぜ、自分が学習者になると急に変な緊張をしてしまうのでしょうか🤣
次回はこの学習者特有の緊張を踏まえて、会話の教え方をもうちょっと考えてみたいと思います。