前回の工事中だった「好望角」の後に、昔のトンネルを散歩してきました。
「好望角」の記事はこちらから→
日本時代の鉄道
今回というか台湾の旧トンネルはほとんどが日本時代のものです。いくつかのトンネルは鉄道の技術(?)が発達したことにより、台鐵が新しい線路とトンネルを敷設したため、閉鎖となりました。
その旧トンネル、自転車や徒歩で散歩できるようになっています。
線路だったところは線路の面影があるタイルが。
いつもこういうところへ来ると思いますが…日本に清から台湾が割譲されたとき、このトンネルも鉄道もありませんでした。
日本が台湾を統治した50年の間に、九州とほぼ同面積の台湾へ材料を運び、台湾を1周する鉄道、阿里山などの山から木材を取る鉄道、九份などの鉱山から鉄鋼を運ぶ鉄道を明治〜昭和政府は作り上げたことになります。
台湾の豊富な資源が欲しかったのでしょうが、こういうことを考えるとゾッとします。
当時も今も台湾原住民は山や木、自然を非常に大切にしています。当時のことはどうしようもありませんが、原住民のエリアへ行く際は絶対にゴミを落としたり、木や花をむやみに痛めないようにと思います。
トンネルの中は
このトンネル散歩は3つのトンネルを歩くことができて、1番最初のトンネルが1番長くて、だんだん短くなっていきます。
トンネルの中はライトアップされています。涼しいので夏の暑い時にいいですね。
中を歩いていると…
駅っぽい看板が。なぜか「後龍」の英語が抜けていますが、「Hou Long」だと思います。
現役も見られる
1番最初のトンネルを出ると、そのまま2つめへ行く道と、「清海宮」という方へ行く道に分かれます。
海が見えるかも!と期待して、私とにゃーは「清海宮」のほうへ。
すると…
現役の台鐵の線路が出てきました。じゃあ、ここで待ってたら電車通るね!と言っているそばから
区間車(普通列車)が。じゃあじゃあ、この辺の駅から電車に乗れば、海と風力発電のプロペラが見える絶景じゃないの!?と思いましたが、さすがにそこまでは行けませんでした(次回に期待)。
ちなみに、苗栗の「龍港」と「白沙屯」という駅の間です。
清海宮は媽祖(マーズー)という海の女神様がいました。
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