台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

台湾の旧トンネルを散歩する

前回の工事中だった「好望角」の後に、昔のトンネルを散歩してきました。

「好望角」の記事はこちらから→

totolu.hatenablog.com

 

日本時代の鉄道

今回というか台湾の旧トンネルはほとんどが日本時代のものです。いくつかのトンネルは鉄道の技術(?)が発達したことにより、台鐵が新しい線路とトンネルを敷設したため、閉鎖となりました。

 

その旧トンネル、自転車や徒歩で散歩できるようになっています。

 

 

線路だったところは線路の面影があるタイルが。

 

いつもこういうところへ来ると思いますが…日本に清から台湾が割譲されたとき、このトンネルも鉄道もありませんでした。

 

日本が台湾を統治した50年の間に、九州とほぼ同面積の台湾へ材料を運び、台湾を1周する鉄道、阿里山などの山から木材を取る鉄道、九份などの鉱山から鉄鋼を運ぶ鉄道を明治〜昭和政府は作り上げたことになります。

 

台湾の豊富な資源が欲しかったのでしょうが、こういうことを考えるとゾッとします。

 

当時も今も台湾原住民は山や木、自然を非常に大切にしています。当時のことはどうしようもありませんが、原住民のエリアへ行く際は絶対にゴミを落としたり、木や花をむやみに痛めないようにと思います。

 

トンネルの中は

このトンネル散歩は3つのトンネルを歩くことができて、1番最初のトンネルが1番長くて、だんだん短くなっていきます。

 

トンネルの中はライトアップされています。涼しいので夏の暑い時にいいですね。

 

 

中を歩いていると…

 

 

駅っぽい看板が。なぜか「後龍」の英語が抜けていますが、「Hou Long」だと思います。

 

現役も見られる

1番最初のトンネルを出ると、そのまま2つめへ行く道と、「清海宮」という方へ行く道に分かれます。

 

海が見えるかも!と期待して、私とにゃーは「清海宮」のほうへ。

すると…

 

 

現役の台鐵の線路が出てきました。じゃあ、ここで待ってたら電車通るね!と言っているそばから

 

 

区間車(普通列車)が。じゃあじゃあ、この辺の駅から電車に乗れば、海と風力発電のプロペラが見える絶景じゃないの!?と思いましたが、さすがにそこまでは行けませんでした(次回に期待)。

 

ちなみに、苗栗の「龍港」と「白沙屯」という駅の間です。

清海宮は媽祖(マーズー)という海の女神様がいました。

 

 

 

ブログランキング参加中です。

クリックお願いします🙏

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 台湾情報へ
にほんブログ村