台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

台湾の産後ケアセンター①

出産直後のブログからちょいちょい出てきた「産後ケアセンター」、やっと紹介できます🤣

 

産後の入院

産後ケアセンター、中国語は「月子中心(ユエズーチョンシン)」と言います。「月子」というのは女性が産後に必要な休養期間のことで、台湾では短くても1ヶ月、長い人は3ヶ月ぐらい休むようです。

 

そのためなのか、産後の入院期間は日本と比べて短めだと思います。自然分娩なら3日、帝王切開なら1週間が一般的。入院中から「月子餐(ユエズーツァン)」という産後の人向けの食事が提供されます。

 

この月子の間は薄味で、揚げ物のような油っぽいものは食べられません。以前はもっといろいろな制限があったそうです。

 

産後ケアセンターをサッと紹介

部屋は全部屋個室となっていて、家族も一緒に滞在できるようになっています。私たちは第一子だったので子ども用のベッドは必要ありませんでしたが、2人目、3人目と産む人は子どももここで一緒に暮らせるようになっています。

 

 

全部屋にシャワー、トイレ、冷蔵庫、テレビなどが付いていて、毎日部屋の掃除と館内着の洗濯をしてもらえます。

 

食事は1日3食、月子餐が届きます。週に1回メニューが送られてくるので、3〜4社の中から好きな会社の食事を選ぶことができます。

 

食事はこんな専用ケースで運ばれてくるので、温かい状態で、冷たいものはフルーツぐらいです。ちなみにこの写真は朝ごはんです。

 

 

赤ちゃんのミルクの時間になると電話がかかってきて、スタッフがあげるか自分があげるか聞かれます。毎回自分であげてもいいし、休みたかったらお任せできます。

母乳は搾乳機で搾乳するか、直接あげるかです。

 

 

赤ちゃんはこんな下に車輪が付いているベッドに寝ていて、夜間はベビールームに預けっぱなしにできるので産後ケアセンターにいる間は寝不足になりません。

 

 

こんな至れり尽くせりなので…費用はべらぼうに高いです😅

が、台湾の人は月子を割と重視していて、私もにゃーママや台湾人の友達から何度も「あなたは今、月子中なんだから」「今、しっかり栄養を取らないと」と言われました。

 

最初の1週間は本当に寝てばかりでしたが、赤ちゃんのことを気にせず休むことができて、産後の回復も順調だったと思います。

日本も最近こういう施設ができてきたようなので、お金をケチらず回復に専念するのがおすすめです。

 

 

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