台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

念願の坦々麺

台湾は中華圏なので、当然中華料理は一通り食べられるし、おいしい!のですが、台湾へ来てから求めてやまないある料理、それが坦々麺でした。

 

そもそも坦々麺って

坦々麺という料理、日本人にどんな食べ物ですか?って聞いたら、おそらくほとんどの人のイメージはこんな感じじゃないでしょうか。

 

ピリ辛

・肉味噌とたまーにチンゲン菜が入っている

胡麻味噌スープ

 

そう。私も同じです。が、中華圏でとってもおいしい坦々麺を想像しながら注文すると、次のような麺が出てきます。

 

・汁なし

・具はあったりなかったり

胡麻の風味はたっぷり(台湾はあんまり辛くない)

 

汁なしでもおいしいんですけどね。。。具なしなのは、台湾の人は麺料理を食べる時に「小菜」と呼ばれる小皿に乗ったおかずを一緒に食べるからだと思われます。

 

日本系のラーメン店なら

じゃあ、台湾は日系のラーメン店が多いんだから、そこへ行って食べればいいじゃない♪と私も思って台北中の日系ラーメン店のHPを見ました。

 

豚骨、醤油、味噌あたりは普通にありますが、探せど探せど坦々麺がない!!!

 

ちょうどそのとき、にゃーと頻繁に連絡をとり始めていた時期でした。にゃーに坦々麺のある店を知らないか?と聞いたところ、にゃーの行きつけのラーメン店はある!とのこと。

 

やった!!と期待に胸を躍らせて、翌月か翌々月に一緒にその店へ行くと・・・なんとメニューから坦々麺が消えているではありませんか😱

 

スープがある坦々麺は、どうやら台湾の人にあまりウケがいいとは言えないようで、メニューに載っていたことがある店は多いんですが、すぐなくなってしまいます😭

 

ついについについに

結局コロナもあって、坦々麺は2年ほどお預けになったんですが、3月に日本へ一時帰国した際にラーメンを食べに行ったので注文しました✨✨

 

のですが。。。メニューに「スーパー坦々麺」というのがあって、何が「スーパー」なのか分からないけど、せっかくだからと注文しました。

 

    

 

ちっがーーーーーう!!!!!!

 

いえ、おいしかったんですが。私がイメージする坦々麺じゃなかったんです😭😭😭

 

台北で坦々麺を食べるならこの店!!

結局日本でも理想の坦々麺を食べることなく、台湾へ戻りました。そして、最近また「坦々麺が食べたい病」を発病(?)した私は坦々麺探しを始め、やっと、ついにある店を見つけました。

 

   

 

台北で最も日本人サラリーマンが集う「林森北路」沿いにある「勝王」というお店。人気店らしく、長時間並ぶのが嫌だったので、開店と同時ぐらいの時間に行きました。

 

開店を待つ間、店の前のお知らせを一読。

 

    

 

簡単に書いてある内容をまとめると、

 

・一人一杯注文(台湾は二人で1つの料理をシェアしてもOKな店が多いので)

・テイクアウトはなし

・並ぶ時に代わりに並ぶ、他の人を間に入れるのは禁止

・店内は料理以外撮影禁止

・店内が狭いので、言うことを聞かない子どもの入店禁止

・ラーメン店であって、携帯をいじる店ではない。食べ終わったら、速やかに退席して 

 他の人に席を譲ること。

・うちは普通のラーメン店なので、お口に合わない人もいます。

 

頑固親父の匂いがぷんぷんします。

が、携帯をいじる店ではないは同意できます。時々、ラーメン店で冷め切ったスープをのんびりのんびり、携帯をいじりながら啜っている人を見るので。

 

ついについについに(2回目)

私はもちろん坦々麺を注文。待つこと数分・・・

 

    

 

来たー!!!!!!

スープがある。ピリ辛。肉味噌もある。

スープを一口。

正しい!!とっても正しい坦々麺😆😆😆

 

濃厚な胡麻のスープと、ほのかな花椒の匂い。日本と違うのは、大根のツマのような細切りのものがはいっているところと、パクチーが散らしてあるところでしょうか。

実はパクチーが苦手なのですが、そんなことは些細なこと。

れんげに綺麗にのせて、にゃーのお口へ🤣

 

最初、大根がちょっと妙な感じ・・・と思いましたが、食べ続けるとちょうどいい箸休めに。日本のと違って、チャーシューも2枚入っていたので、かなりのボリュームです。