最近、ある国の人の文章をチェックする仕事をしましたが、文章って国柄が出るなぁと思いました。
台湾の学生
日本にいる頃はいろんな国の人が書いた作文を読む機会がありました。
作文の指導をする際は、一応フォーマットというか「日本人は作文をこうやって書くよ」という型のようなものを説明します。
そのフォーマットに従って書く学生もいれば、無視して我流で書く学生もいますが、いろんな国の人のを読んでふと気づいたことが
「台湾の学生は作文が上手だな。」
ということです。
台湾へ来てからも学生の作文や履歴書などを見る機会があって文章を直したことがありますが、やっぱり文章が上手。
で、気づきました。
文章が上手というより、文章は国柄が出やすいということです。
国によってい色々重視される
例えば、中国の場合は諺や古典の知識からの引用が多い方が「いい文章」とされるらしく、中国の学生の文章を読むと日本にもある諺から漢文を和訳したような古そうな文章まで出てきます。中でもよく見たのが「光陰矢の如し」。
ドイツの学生(と言っても1人しか読んだことがないのでここは推測です)は理由に力を入れます。
自分の意見はさまざまな理由、根拠があるのだというのをデータや他の人の研究、ニュース、色々な根拠を引用して強化することが良いようです。
じゃあ、日本人が英語や他の外国語で文章を書くと、その言語のネイティブスピーカーからは「回りくどい」とか「曖昧」とか思われたりするんでしょうか…。
ブログランキング参加中です。
クリックお願いします🙏