先日、ひまわり運動のようなことがまた起きているよという記事を書きました。
毎回深夜まで続く戦い
初回は先週の火曜日、そして2回目が金曜日でした。
火曜日は2万人の参加者、金曜日は次の日がお休みの人が多いからか、なんと8〜10万人の参加者がいたようです。
火曜日は雨だったので、傘を持っていたり、レインコートを着ている人が目立ちます。
現場では「議会解散」と叫ぶ人や、今回名指しで批判を受けている人の議員辞職を求める声が。
この「黄國昌」という人、なんとひまわり運動の時の中心人物だったそうです。
あの時も審議なしで強引な法律を成立させようとしていたことに腹を立てた学生が議会を占領することになったのに、今回この黄さんという人は審議なしで法律を成立させようとする側(民衆党所属)になっているらしいのです。
これは、当時の運動に参加した人、支援した人からすると完全なる「裏切り者」。
政党支持者まで反対
反対運動が加熱していますが、運動を引き起こした国民党は「民進党が反対デモの民衆を集めた!」と批判しているそうです。
が、なんと運動に参加している人の中には賛成側の民衆党、国民党の支持者もいるそうです。
たとえ自分が支持している政党でも、やり方が間違っていればここまでの熱量で反対するのは熱い台湾人らしいなと思います。
あまりの熱量にふみも興味津々。
次の議会は来週の月曜日だそうですが、そこでもしかしたら終わる可能性もあるのだとか。
「そもそも法律を制定するときに審議をしないのは議会侮辱罪にならないのか。」とにゃーに聞いてみましたが、この法律が成立した場合、処罰の対象は企業や政治家で、弁護士は立ち入ることができず、議員の投票で有罪、無罪が決まるそうです。
国民党が多数であり続けるなら、気に入らない議員をどんどん有罪にできるかもしれませんが、すぐに逆転されて自分たちが有罪になる可能性は考えないのかなと思います。
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