今回は日本のニュースでも速報が出たりしていましたが、昨日台湾総統選挙が行われました。
前回の総統選挙
ご存知の方もいるとは思いますが、民進党という党の頼清徳さんが勝ちました。
民進党は今の蔡英文さんの党なので、蔡英文さん路線を引き継ぐことになります。
「台湾が大きく変わることなさそうで良かったね」と言いたいところなんですが、今回の選挙はやっぱりちょっと危なかったかもしれません。
前回の蔡英文さんの選挙の投票率は74.9%
採算の得票率は57.13%(817万票)でした。勢力図はこんな感じで、地域でくっきりと色が分かれます。
ただ、これはすでに4年務めた後の再任を決める選挙
だったというのもあるとは思います。
ちなみに蔡英文さんは2012年の総統選挙では当日現職の馬さんに負けています。
今回の結果
今回の投票率は71.8%、頼さんの得票率は40.5%(558万票)でした。
日本で70%を超える投票率の選挙なんてないと思います。
しかも台湾は期日前投票や不在者投票の制度はなく、戸籍の登録地まで行かなければなりません。
なので昨日にゃーは日帰りで台南へ行きました。
それでも71%は台湾の総統選挙としては高くない投票率です。勢力図はこんな感じ。
今回は野党の「民衆党」もなかなかだったので、色合いがちょっとカラフル。
相当選挙と同時に立法議員選挙(日本の衆議院議員選挙みたいなもの)も行われるのですが、なんと国民党が1席多く取ってしまいました。
これが台湾の複雑なところで、香港のようになりたくないけれど、経済を考えると中国と距離を空けられないのが実情でしょうか。。。
この図をみると、緑の方が少なく見えますが実は東側は原住民の方が多く、西側に比べて人口が少ないというのも影響しています(とにゃーが言っていました)。
頼さんは総統選挙前から安倍さんの葬儀に私人として参列したり、日本の災害の時に日本語で発信したりしてくれているので、日台関係は安泰でしょう。
最近は頼さん直筆(?)と思われるポストではなく、誰か日本人か日本語が流暢な台湾人の添削が入ったと思われる綺麗な日本語のポストになったのは頼さんXのファンとしてはちょっと寂しいですが、総統になる人なので仕方ありません。
総統の交代は5月です。どうなるでしょうか。
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