2日ほど前、日本からフードパンダ撤退というニュースを目にしました。このニュースは学生も数名知っていて、「なぜ、日本でフードパンダは定着しなかったのか」を話しました。
ちなみに、台湾はフードパンダが大人気で、どこでも配達員をみるし、台北駅に大型広告が出るぐらい稼げているようです😂
1枚目「注文して、注文して!!」2枚目は「注文した?注文した?」と書いてあるようです。
①台湾のデリバリーサービス
台湾の街を歩いていると、たくさんのバイクを見るのですが、そのバイクの中でも多いのがデリバリーサービスの配達員のバイクです。
どのぐらい多いのかというと、このぐらい↓
奥に写っているドリンクの店は、有名なYoutuberが開いたお店です。この写真だけでも配達員のバイクが4台🤣
フードパンダ以外にも、ウーバーイーツ、台湾独自のララムーブなどもサービスを展開しています。
②外食&テイクアウト文化
台湾はもともと外食をする人が多いし、どんなお店でもテイクアウトができます。
ラーメンもかき氷もテイクアウトができるので、自分が買いに行くか、誰かに持ってきてもらうかぐらいの差なのかもしれません。
もちろん、台湾でもデリバリーサービスを使った方が値段は高いのですが、もともと外食の値段が安価なのもあって「便利さ」を優先する人が多いようです。
③実際に注文してみた
一度、にゃーとデリバリーサービスを使ったことがあります。フードパンダではなく、ウーバーだったのですが、天気が悪い日に餃子を注文して配達してもらいました。
配達員さんが家の場所を間違えるというトラブルもありましたが、無事に到着。
確かに便利。
ですが、台湾は飲食店がそこら中にあるし、やっぱり少し冷めてしまうし、うーーーーん😐 と私は思いました。
私個人の考察
日本は「出前」というサービスが前からあって、例えばラーメン屋さんは配達中に麺がスープを吸って少し伸びることを計算して、ちょっと硬めに茹でるのような工夫までされています。一般的にそこまでしても配送料金は無料。
しかも、出前をとるというのは「ハレの日」のような場合が多く、特別感があるからさらに美味しく感じるんじゃないかと思います。
台湾は日本より飲食店の注文が多く、そんな風にいろいろ工夫したりする余地がなさそう。なので、日本と同じような「ハレの日」感覚でデリバリーを頼むと、私のように「うーーーーん」になるのかなぁと思います。
よって、日本ではフードパンダは定着しなかったのかなと思いました。台湾で暮らすようになって、時々この「ハレの日」や「イベント」の捉え方が違うんだなと感じることがあって、比較すると面白いなと思います。