台湾へ来てから、個人の家も、会社のオフィスも2回引っ越しをしています🚚
これは個人の引っ越しで、距離が近かったので、バスで収納を運んでいるところです🤣
よく、台湾のガイドブックや観光情報を見ると、「台湾は店舗の移転が多いので、必ず事前にご確認ください。」という注意書きがよく書かれていると思います。
私も台湾へ来たばかりの頃は、なんで引っ越しが多いんだろう？？と思っていましたが、だんだん理由が分かってきました。
日本も台湾も、オフィスは大体、ビルのオーナーがいて、そのオーナーに家賃を払って経営されていると思います。日本の場合はあまり詳しくないのですが、契約の期限が近づくと借り手が貸し手に契約の延長をするか、退去するか申し出るというのが一般的ではないでしょうか。
台湾も同じなのですが、ときどき「延長」の旨を申し出ると、「あ、もう別の会社と新しく契約しちゃったから、出ていって」ということや、「家賃2倍ね」ということがどうやらあるらしいのです。
日本では基本的に1度借りたら退去するまでそれほど条件は変わらないし、自動更新が続けられない場合は、オーナーも借り手に１ヶ月前までには通告するのが一般的ではないでしょうか。
台湾はとてもオーナーが強いのです。
借り手はオーナーが出した条件をのむか、引っ越しして別のところに店舗を出すかの選択を迫られます。
＊これは企業やオフィスの場合で、マンションの部屋ではあまり聞いたことがありません。
ただ、日本と違って借り手も躊躇なく引っ越しするので、有名店、人気店となるとオーナーとの関係もまた変わってくるかもしれません。
なので、私の会社でも「引っ越しします。」「オフィスちょっと改装します」などを学生に伝えても「へー、そうなんだ。でも、遠くなったら困るな」程度の反応でした。
ちなみに、「遠くなっても別にいいよ。」なんていう意見を言う人もいたので、引っ越しでお客さんがごそっと離れるということもあまりないのかもしれません。日本は築地市場の引っ越しをあんなに騒いでいたと言うのに🤣🤣🤣
というわけで、台湾で住む、台湾へ来る我々はこの自由に引っ越しを繰り返す台湾の人になれる必要がありそうです😁
