台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

太魯閣

とっくに書いたつもりでいた台湾の超有名観光地へ行ったことを書いていなかったので、書いてみます。

その超有名観光地とは・・・

  

太魯閣(タロコ)溪谷

太魯閣溪谷ってどんなところ?

太魯閣は台中、花蓮、南投にまたがっている広大な台湾の国立自然公園です。地名はここに住んでいた原住民タロコ族の言葉で「連なる山の峰」という意味だそうです。昔の頭目の名前でもあったようですが、名前の由来ははっきりしていないそうです。

台鐵の花蓮駅から車で40分ほどで着きますが、人気の観光地なのでバスツアーなども多いと思いますし、台湾のタクシー代金はそれほど高額ではないので数名ならタクシーで行ってもいいと思います。

日本時代はタロコ族と日本軍の間で、カンフル剤の原料(?)となる樟脳と森林資源を巡って衝突があり、何度か紛争が起きています。日本時代に起きた原住民との紛争の原因は日本側の無計画な伐採や資源の採取でした。当時の事情があったとはいえ、この豊かな自然と共存してきた人たちからしたら、目の前で平然と環境を壊されたら我慢ならなかっただろうと思います。

 

飛び交う燕

太魯閣峡谷は総面積が9万2000ヘクタールなので、全部を見て回るには何度も訪れなければなりません。今回ご紹介できるのは、ほんの一部です。

まずは、本当に無数の燕が飛び交っている「燕子口」と呼ばれるところです。最初に貼った写真も燕子口の写真です。

広い道路が急に狭いトンネルのようになります。下を見ると青みがかったきれいな川が流れています(高いのでちょっと怖いです)。

このトンネルに沿って歩いていると、後ろから小さい鳥がびゅんびゅん飛んできます。よーく見ると・・・

燕!!かわいい!!

 

九曲洞

燕に夢中になりつつ前へ進むと、最近整備されたという遊歩道に出ます。

九曲洞というそうで、名前の通りくねくね曲がった道が続きます。

途中にトイレもありました。私は「ここからトイレしばらくないよ。」みたいなことを言われると、緊張して妙にトイレに行きたくなってしまうタイプなのですが、安心🤣

高い山の中からポカッと開いた隙間から見える空がとーってもきれい!!

 

まとめ

他にもたっくさん太魯閣の観光スポットがあるので、また機会があったら行ってみたいと思います🤗  

太魯閣は大自然がそのまま保存されている素晴らしい場所ですが、その分危険が全くないわけでもありません。落石する場所もありますし、険しくて細い、落ちたら確実に死んでしまうような危険な登山道もあります。

行く前にどんな危険があるのかしっかり調べてから行きましょう!

 


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