台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

日本語教育能力検定試験学習4回目

4回目は、「区分3」言語と心理の分野について書いて見たいと思います。

範囲が狭いようで広い

言語と心理の範囲は、学習ストラテジーやクラッシェンの5つの仮説、第二言語習得の内容ですが、この分野は範囲が狭いようで広くて深いなぁと思います。

特に第二言語習得に関しては子どもの教育やメモリー生成文法などなど、「聞いたことある」ワードがいっぱい出てきます。でも、ぼんやりと「聞いたことあるな」程度では太刀打ちできません。

「情意フィルター仮説」ああ、聞いたことあるし、たぶんこんな雰囲気のことだよねーと思っていたら学習ストラテジーの「情意ストラテジー」と混同していたり、「インプット処理指導」は、「処理指導」とは違うよねと思っていたら一緒だったり。

この分野も最新情報はそれほどチェックしていなくてもいい分野ではないかと思いますが、似ている言葉が多いことと、これは個人的なことですが、外国人の名前とかカタカナが覚えられません🤣🤣🤣

 

対策としては・・・

こんなことを書いていいのかわかりませんが、この分野は言語と社会と違って、現場に立つとあまり活用されない分野という気もします。。。

 

授業をしている時に、学習者の反応や習得状況を見て、「うーん、認知学習言語能力が伸びないなぁ」とか思わないし、学生にもその概念、知識を教えることはありません😅

ただ、「内発的動機づけがないと学習は辛いよなぁ。」とか「母語のレベルを第二言語が超えることはない」のようなことを思う場面はあります。

 

純粋に、私たちはどのように母語を獲得し、どうやってその能力を伸ばしているのか、女性は一般的に男性より言語能力が高いと言われるがどうしてか、ということを考えるのは面白いと思います。

 

対策としては、とにかくまずは一通り内容を把握すること。そして、問題をいくつか解きながら、細かい部分を読み込んで似ている語彙や概念は比較表などを作成して違いを明白にしておくことかなぁと思います。

 

まとめ

というわけで、区分3の結果は47問中29問正解。正答率は61.7%。なんと

3分野連続の不合格ライン😅💦

それでも15年近く教壇に立ち続けている日本語教師がいるということが何かの励みになれば幸いです🤣🤣🤣