台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

日本語教育能力検定試験学習3回目

日本語教育能力検定試験の問題を数年ぶりに見てチャレンジしています。

 

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タイトルが、1日目と2回目と揃っていませんが🤣🤣🤣

今日は3回目。

区分1の結果

区分1の最後の問題が「やさしい日本語」の問題でした。もともと、阪神淡路大震災がきっかけとなり、日本語がまだそれほど上達していない外国の人にも災害情報などが伝わるようにしようということで考え始められたものです。

が、3.11の時にも東北に住む外国の方が避難所や救援物資の情報が得られなかったようです。私が試験を受けた時には出ませんでしたが、阪神淡路大震災のときより、更にいろいろな国から多くの外国人が日本へ働きにきたり、勉強に来ているので、出る可能性は高いかもしれません。

トンガで起きた噴火の影響で、日本にも津波(?)のようなものが押し寄せた際に、テレビ画面にひらがなで「にげて」と出たと思いますが、やさしい日本語が浸透してきたなと感じました。

区分1は35問中20問正解。正解率は57%でした。不合格ライン😅

区分2の結果

空いている時間にちょこちょこっとやっているので、まだ区分2が終わったところです💧 区分2は言語と社会に関する問題です。区分1に比べて、最新情報などをチェックしなくてもいい範囲かなと思います。方言や敬語は必ず出ますので、チェックしておきましょう。

特に敬語は私たちが学校で習った3分類(尊敬語、謙譲語、丁寧語)をさらに細かくした尊敬語、謙譲語1類、2類、丁寧語、美化語という5分類で問題が出ます。敬語に絡めて、ポライトネスの問題も出る可能性があると思います。

日本語は言語と社会のつながりが強い言語なので、この区分をしっかり学習しておくと得点にもつながるし、自分が教える立場になったときに役にも立ちます。

区分2は52問中35問正解。正答率は67%でした。やっぱり不合格ライン💧

すっかり忘れていた部分

今回取り組んだ問題の中で、記憶からすっぽり抜け落ちていたのが、ノンバーバルコミュニケーションの内容。学生時代から、あまり得意ではない分野でしたが、今でも苦手😅

その中に出てくる「エンブレム」という語彙。言葉の代わりになるような動作のことですが、ジェスチャーをさらに分類したものの1つ。パラ言語とメタ言語、言葉からしてお近づきになりたくないと思ってしまいます。。。

平成26年、27年と2年にわたって出題されたようなので、今年あたりまた出てくるかもしれません。

まとめ

空いた時間を見つけてちょこちょこやっていますが、意外と覚えている分野(好きな分野だけど)と、習ったはずなのに「初めて知った〜✨」と思う分野があります😅

学生のときというのはやっぱり最新情報が手に入るし、勉強に使える時間が違いますね。働き始めてから日本語教育界で話題になったり、発展した部分は勉強のし直しが必要そうです💦💦

 


日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第5版