台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

日本語教育界の賃上げ

日本で話題の賃上げニュースを見て思ったことです。

日本語教師の給料

これまでにも何度か書いたと思いますが、日本語教師は給料が安いです。

 

多くの先生が(特に新人の頃は)、自宅での授業準備、学生の宿題の添削、学生の進路相談に時間をかなりとられるのに、非常勤なら授業時間分しか給料がなく専任でもサービス残業が当たり前になっていることに怒りを覚えると思います。

 

ただ、雇用者側と話し合ってもおそらく「嫌ならやめてもらって構いませんよ」という話にしかならないと思います。。。

 

今回、ファーストリテイリングが40%(?)賃上げするというニュースが話題になって、他の企業も賃上げするところがありそうという雰囲気をネットを眺めて感じていました。

 

日本語教師の給料は絶対上がらないだろうなと思って、久しぶりに求人を覗いてみると・・・

 

上がっていません🤣🤣🤣

 

日本語教師の給料は上がるか

何の希望もない流れになっていますが😅、とても低い可能性ですが将来はもしかしたら上がるかもしれないなぁと思っています。

 

「低い」と書いたのは、「日本文化ブームが続く」ことを前提に考えればという条件がつくから。

 

まず、ここが可能性低いなぁと思っています。アニメやゲームはいずれ韓国や中国に人気を奪われそうだし、車や家電はさらに売れなくなるだろうし、観光も人口が減っているので今のサービスをキープできないだろうし。

 

あ、暗くなってしまった💦💦

でも、何らかの原因でキープできたとして🤣、

 

日本語学習者数が伸びていくかキープされ続ければ、当然教師は不足していきます(すでに不足している地域もあります)。

 

すると、「いい授業をする先生」は学校側としてはキープしたくなります(日本国内でも転職が活発な業界なので)。

 

いろいろあるとは思いますが、待遇を上げるというのは当然みんなが思いつくことで、授業の改善をする努力を怠らなければ、将来給料が上がる可能性はあるのではないかと。

 

逃げ道も大事

今書いたことは、まず新人のうちは我慢が必要です。

 

とにかく授業をこなしまくって、自分で教材作成からコースデザイン、テストの作成、試験対策などできそうなあらゆる経験をガンガンしておきます。

この経験値を積んでいる間にも数百円ですが給料は上がると思います。

 

ある程度(5年以上)経験が溜まったら、待遇のいい仕事へ応募してみると給料も上がって、生活も安定。

 

ですが・・・😅

残念ながら、うまくいかないこともあります。

 

なので、逃げ道を作ることも必要。日本語教師の仕事をしながら、友達とか知り合いから「ちょっとやってみない?」と全然違う業界の仕事の話なんかが回ってきたら、できそうならやっておくのがいいと思います。

 

ちなみに、私は今友人から校正の(文章のチェック)をやってみない?というお話をもらって、先月から始めています。

 

まとめ

つらつら半分ぐちを書きましたが🤣、日本語学校って経営する側もけっこう大変。補助金はないし、学生(経済的に苦しい人がほとんど)から学費そんなに取るわけにいかないし。。。

でも、もうちょっと業界全体が良くならないかなぁと思っています。

 

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