台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

外国語力

日本語教師にはどのぐらいの外国語能力が必要かについて思うところをざーっと書いてみます。

日本語教師は外国語に強いか

結論から言うと、強い人、語学が好きな人は多いと思います。

が、どの外国語に強いかは千差万別

 

英語に強い人が1番多いかもしれませんが、特に海外で教えていらっしゃる先生は現地語の方が英語より当然できると思います。

 

私もそもそも英語が好きで、英語が上手になりたいと思っていたけれど、思いっきりコケてしまった口だし、そもそも文法がどの言語でも好きになれないのでお話になりません😅💦💦

 

でも、それでも日本語教師はできるんです!

 

媒介語(現地語)ができると便利

海外で教える場合は、現地語がある程度できるとメリットもあると思います。

学生に詳しく説明をしてあげられるし、安心感も与えてあげられます。

 

採用の条件に現地語が話せることを必須とする国や教育機関もあるので(欧米に多いイメージ)、何かの外国語を極めた方ならその言語の国へ行けば、けっこう需要がありそう。

 

ただ・・・媒介語を使うことは学生側も賛成派・反対派がいるし、その国、地域の言語ができるということはある程度その国、地域の言語文化に引っ張られてしまうことも。。。

 

が、国内ではある決まった言語(中国語、英語、韓国語だけなど)が得意でも伏せたほうがいいかなぁとは思います。

 

苦手でも勉強した方が良い

日本語の先生は日本語を教えるのが仕事だから、外国語が話せなくてもいいはある程度真だと思いますが、だからと言って「勉強しなくていい」わけじゃないだろうなぁと思います。

 

外国語って、理屈では説明しきれないことが結構あります。

例えば、日本で普通に使われている漢字。

中国から伝わった文字ですが・・・中国語とちょーーーーっとだけ違う(書き間違いレベル)ことがあるのをご存知でしょうか。

 

「様」という漢字。

中国語で書くと・・・「樣」

小さくて見えないかもしれませんが🤣、日本語は右は「羊」に点四つのような形ですが、、中国語では「永」を書きます。

 

これって、おそらくですが(完全な推測ですが)、漢字が伝わったときに日本人が覚え間違えたか、記録し間違えたんじゃなかろうか・・・と思います。

 

でも、そんな証拠はもちろんありません。

学生に「なんで日本語の漢字は違うんだ」と聞かれたら・・・

 

「さぁ😅💦。。。でも、これで覚えて」というしかない。。。

で、こういうのが(文法とか発音とか)外国語っていっぱいあります。

スペイン語は「J」の発音をしないのはなんで?とか

イギリス英語とアメリカ英語の綴りが微妙に違うのなんで??とか。

 

そういう「よく理由とかわからないんだけど、覚えましょう」を先生側も体験しておかないと、学生の辛さや苦しみは分かりません。

 

私は「日本の漢字の読み方覚えられない!!!」と学生に言われたら、

「台湾の漢字が多すぎて、細かすぎて覚えられない!!!!」と言い返しています🤣🤣

 

まとめ

勉強したことはないんですが、人工的なエスペラント語ですらこういうのあるんじゃないかと勝手に思っています。

人間が作り上げたものはやっぱり不完全なんだけど、そこがちょっと面白いと語学をやってると思ったりします。

 

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