台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

暗黙のルール

先日授業をしていて思ったことです。

お飲み物は?と聞かれたら

先日、学生から3年ぶりに日本出張があって、会社の代表の方とも行くので居酒屋やホテルでの会話を練習しておきたいという申し出がありました。

 

じゃあ、居酒屋やホテルの人とよくする会話を考えておきますねーと言って、PPTを作ろうとしたときに、にゃーが一緒に日本へ行ったときにポツッと言った言葉を思い出しました。

 

「日本のお店(居酒屋)って最初に飲み物どうするか聞くね。」

 

確かに。

日本人側からしたら、「居酒屋はお酒飲むところなんだから当たり前だろう。」なんですが、実は台湾では日本式居酒屋以外ではお酒を飲むような場所でも「お飲み物は?」と聞かれません

 

それどころか、カフェでも「ご注文は?」とは聞かれますが、「お飲み物は?」とは聞かれないというのに気がつきました。

 

でも、居酒屋へ入って、「お飲み物は?」と聞かれて「結構です。」はとっても空気が悪くなりそうだし、、居酒屋って飲み物代で利益を得ているところもあるよね?と思ったので「居酒屋は飲み物1杯は頼むのが一般的ですよ。」と伝えておきました。

 

台湾も飲み物で利益あげてるんじゃないのかな?と思いますが、お客さんの飲み物への期待値が高いからもしかしたらあまり利益出ないのかも。

 

 

基本的に飲みきれない量が出る台湾🤣(写真ではわかりにくいですが、ジョッキサイズのお茶)

なので、「日本は飲み物は台湾みたいに大きくないですよ。」も付け加えておきました。

 

出てくる順

もう1つ台湾と違うのが食べ物が「出てくる順」。

 

日本の居酒屋でご飯ものを注文したりすると「後でお持ちしましょうか」と言ってくれたり、こちらから言うことがありますが、台湾の人はご飯ものを食べてから、または食べながらお酒を飲むので、「先にご飯もってきて」と言わないと出てこないかもという話をしました。

 

以前、日本の飲食店でバイトをしていたときに、お客さんの注文をそ厨房に伝えた後、お客さんがビールを注文して飲み出して、厨房にお客さんがビールも注文したことを伝え忘れたため、飲んでる途中でご飯ものが出来上がってしまい、「早すぎるよ💢」とクレームをつけられたことがあります。

 

お客さんが「漬物、焼き鳥、ビール、餃子、チャーハン」みたいな注文をしても、日本は先に漬物が出て、最後にチャーハンが出てくる店が多いと思います。

台湾もたいてい漬物が先に出てくると思いますが、先に餃子やチャーハンが出てくることも珍しくありません。

 

まとめ

今回は学生が「出張する」という限られた場面だったので、リアルさを追求したほうがいいと思って自分が本当に日本でする会話を考えたんですが・・・

日本ってやっぱり暗黙のルールが多いのかもしれません。

 

 

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