台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

JLPTへの挑戦

今年も日本語能力試験(JLPT)が2回(7月と12月)実施される予定です。

JLPTの申し込み

今年のJLPTは7月の第1日曜日(7月2日)に行われます。

申し込みは先月の24日から始まっていて、今月14日までとなっています。

 

日本国内と海外で申し込み方法が違うので、海外で受ける人は各国のページを確認したほうがよいですね。

私の学生も3名受験予定(全員N2)です。台湾はN2を受ける人が多いので、早く申し込まないと受験する場所が自宅からかなり遠くなってしまいます😅

 

JLPT、以前からちょっと不思議な噂がありました。それは・・・

 

7月の試験は12月の試験より簡単

 

という噂。

台湾ではN3は午前、N2は午後に実施される(日本国内は全て同じ時間)ので、2つのレベルを同じ日に受験するという荒技が使えます。

消耗する体力、経済力と要相談ですが、毎年この荒技を使う猛者がいます。

 

で、その猛者の話では7月と12月の難易度が違うとのこと。実際に試験結果を見ると、7月の方が点数が高い学生が多かったりします。

 

台湾の学生の聴解のスコア傾向

海外で教えていると、このJLPTで学生を悩ますのはダントツで「聴解」です。

 

日本語ほど話すことがと書く言葉が乖離する言語も珍しいというのもあるかもしれませんが、

「食べてしまいました。」という形で勉強した文法が会話の中で「食べちゃった。」とか「急がなければなりません」「急がなきゃ」で出てきたりします。

 

ネイティブの先生が最初から全部教えてもなかなか聴解力は上がりません。

が、台湾の学生は聴解のスコアが高い傾向があります。

日本語学習のきっかけが「アニメ」や「ドラマ」「日本旅行」などの人が多いためだと思われますが、教える前から大体の形容詞を知っていたりもします。

 

「そんなにアニメやドラマが関係あるの?」と私も最初は懐疑的(自分は海外のドラマとかを見ても覚えないしね🤣)でしたが、

アニメやドラマは一切見ないけど、日本のファッションが好きで勉強している学生のスコアは

 

「聴解:35、文法:35、読解:36で合格」とかだったりします。

 

日本語の発音が単純で聞き取りやすい、覚えやすいというのもあると思いますが、にゃー友のたこ焼きさん🐙も、「コーヒー飲みたいな」とか日本語で言うと「去買吧(買いに行こう)」と中国語で返してきたりするので、聞き取れているようです🤣

 

ちなみにたこ焼きさん🐙は日本語学習を一切していません。

 

まとめ

半年に1度ですが、JLPTに学生が挑戦するとなると、こちらも身が引き締まります。12月のJLPTが終わって、私も学生ものんびりモードで授業をしていましたが、今月からは受験モードに切り替えて、フォアグラにご飯を食べさせるように、日本語を詰めていきたいと思います🔥

 

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