台湾は別れの季節です。
爽やかな別れ
日本で別れの季節といえば春(3月)ですが、台湾は6月。
学生たちは先週ぐらいが期末試験や卒業で、今週から9月までの長い長ーい夏休みが始まっています。
台湾の卒業式を見たことはないんですが、日本のように涙、涙…という感じじゃなさそうです。
台湾でも台北の人が南部、南部の人が台北の大学へ行ったりもしますが、日本と比べたら「遠くてなかなか行けない」場所は少ないからか。私の学生にも「中学から友達」と言って一緒に日本語習いに来ている社会人とかいます。
なので、みんなケロッと「午前中卒業式でした。」みたいなこと言って授業に来たりします🤣
懇親会とかないの?お別れ会とかないの??と思いますが、あったりなかったりなようです。
夏休みが2ヶ月もあるので、そのうち1ヶ月は子どもを塾へ通わせる親が多いです。なので、来週ぐらいから高校生や大学生がほとんどの短期クラスが始まります。
7月から日本へ組
私の学生も大学や高校を卒業した学生が続々と日本へ旅立っています。
長期で1年留学に行く学生もいれば、3ヶ月の短期で行く学生もいますが、毎週のように「気をつけてね。」「日本着いたら連絡してね」と声をかけています。
大きなスーツケースを持ってちょっとおどおどしながら片言の日本語を話す台湾人がいたら、私の学生かもしれません🤣🤣🤣
こちらもやっぱり、涙、涙のお別れをする人は皆無で、まだ台湾で勉強する組は旅立つ人からいろいろ情報を得ています。
日本へ留学組は出発の時はみんなとっても元気で生き生きしていますが、1週間ぐらいするとホームシックになる(早い😅)パターンが多いです。
かかる生活費も全然違うし、人の歩く速さ、目に見えないルールに翻弄され、早い人なら1ヶ月ぐらいで馴染めるようです。
帰国組も
出発組とは反対に、去年留学へ旅立った学生もこの時期に帰ってくることがあります。
さすがにまだ連絡はありませんが、6月末で日本語学校を修了して、バイト代や日々の節約で貯めに貯めたお金をパーっと使って日本中を旅してから台湾へ帰国という人が多いです。
なので、学生が留学へ行く前は私の方が日本で行ったことがあるところが多いのに、学生が帰ってきたらあっさりとその記録を抜かれています。
まとめ
日本は場所によっては別れと桜の散る時が重なったりするので、余計に感傷的になる気もしますが、台湾はハッピーな雰囲気でお別れになることが多いような気がします。
台湾人の夏休み旅行先は日本がトップのようです。来月からきゃっきゃしている中国語を話す人が増えるかもしれません。
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