台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

中元が終わる

日本はもうお中元シーズンが終わったと思いますが、台湾はまだまだです。

 

台湾の中元

台湾の中元は日本のようにお世話になっている人によき品を贈るという習慣ではありません。8月になると、地獄の門が開いて、あの世から現世に幽霊が遊びに来る(?)と考えられています。

 

なので、いろいろやってはいけないことがあります。

 

・海へ行ってはいけない(これは日本も同じですね。足を引っ張られるから)

・夜に洗濯をしてはいけない(霊がつくから?)

・夜に友達の肩をぽんぽん叩いてはいけない(びっくりして魂がぬけるから?)

 

などなど。

で、中元節(旧暦の7月15日)には大規模な慰霊祭をします。

 

見知らぬ人を弔う

ここで不思議なのが、日本でもお盆はお墓参りをしたり、先祖供養をすると思います。

が、台湾では見知らぬ人を慰霊する日となっています。

 

 

なので、路上で行われることが多く、誰がどうやって準備しているのだろう?といつも思います。

 

この時以外にも店の前などでお祓い?お参り?みたいなのをやっているのを見ますが、何のルールで行われているのかは不明です。

 

が、私が見ている限り、年々派手に、お供物の量が異常に多くなっている気がします。

お供えは「肉、魚、米、酒、果物」が基本セットで、あとはお菓子、ジュースです。

 

ちなみに、お祓いが終わったら全て食べられるので、年々派手になってる、お供えが増えているのはみんなの好きなお菓子が増えているからでは?という邪推もしています🤣

 

高級ブランドでも

台湾は信仰心が厚い方が多いので、何度か見たら「あー、また拝拝(バイバイ)やってるなぁ」程度でした。

 

が、ある日信義区という台北屈指の繁華街を歩いていると、三越のシャネルの前で黒い高そうなスーツをビシッと着て、化粧もバッチリなきれいなお姉さんがお線香を持って熱心に拝拝(お祓い)しているのを見てちょっとびっくりしました。

 

高級ブランドだろうが、海外の店だろうが、おそらくオーナーが台湾の人であればほとんどのお店でやっていると思います。

 

ちなみににゃーパパは店を経営していますが、やりません🤣

 

今年の中元(旧暦7月15日)は新暦の8月30日だそうなので、ギリギリまで幽霊たちは慰霊されずに彷徨ってるのかぁと思っていましたが、けっこういろいろな場所ですでに拝拝が行われているのを見ました。

 

ちなみに私たちが住んでいるマンションは明日やるようです。

 

 

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