台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

悪いのは誰?

書こうか書くまいか迷ったんですが、高校の時のことを思い出したのでチョロっと買いて見たいと思います。

DJさんの件で

ツイッターを見ていたら、日本で行われた音楽フェスで観客に近づいたDJさんが胸を触られるなどの被害にあったというニュースが。

 

加害者の顔がバッチリ映像に残っていて、運営側はこの加害者を訴えたそうです。

誰だったかが、「本人ならともかく運営側が客を訴えるのはおかしい」って呟いてましたね。

 

この件、そのあといろいろな論争を巻き起こしましたが(DJさんの国籍から政治的な話にまで)、私が気になった論点は1つ。

 

「セクシーな格好で、セキュリティもつけずに興奮している観客に近づいた方にも問題はないのか。」

 

自転車を盗られたら?

これで思い出したのが、高校生のときにちょっとスーパーに寄った時に面倒で鍵をかけなかったら、5分ぐらいの間に誰かに盗られたことです。

 

当時は5分ぐらいだから大丈夫だと思ったんですが、家に帰って盗られたことを話すと、母も兄も口を揃えて同じことを言いました。

 

「そんなの、盗られたお前が悪い。」と。

 

納得できなかったので、「いや、盗る方が悪いでしょ?」と反論しましたが、「盗る人がいるんだから予防しなかった方も悪い。」と言われてしまいました。

 

それ以来、自転車にはきっちりと鍵をかけていますが、自転車に鍵をかけなかったら盗られるのはだいたいどこでも同じだと思います。

 

だからみんな鍵をかけるし、

「どんな理由であれ、人の自転車を盗むなんてことがあってはならない。」とは言わないんじゃないかと。

 

今回の件で、「どんな理由であれ、無断で人の体に触れたりすることはあってはならない」という主張を見ましたが、異性を刺激するような服装、振る舞いをしていなければ(電車の中の痴漢とか)これに同意できます。

 

でも今回の件はどんな服装をしていてもいいけど、明らかに他人を刺激するファッションと行動だったんじゃないでしょうか。

 

私が明らかに自転車に鍵がかかってない(ワイヤーの鍵を自転車のカゴに入れっぱなしにしてたので)まま放置したのと同じ。

 

自転車に乗っている状態、またはきっちり鍵をかけていたのに鍵を壊して盗られたわけではありません。

 

でも、よーく考えたらそうなんだけど、理屈ではそうだねと思うんだけど、被害に遭って今思い出しても悔しいし、悲しい。

 

 

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