先日の授業で学生から受けた相談事ですが、すごい勇気のある学生でびっくりです。
聞き間違えを防ぐ
日本で仕事をしていると普通に使うと思いますが、時間の聞き間違えを防ぐために24時制で時間を表現することがありますよね。
例えば、午後7時と午後1時を聞き間違えないように、
「午後1時、13時ですね。」のような。
実は海外では24時制の時間の表現はほぼ使われていないようです。
それほど聞き違えそうな発音がないというのが原因かもしれませんが、日本では営業時間なんかも24時制で書かれたりしますね。
以前、授業で24時制の時間を読む練習をさせたら、授業見学に入っていた先生から「海外の人には難しいから練習しない方がいいのではないか。」という意見を意見をいただいた事があります。
「そうですね。」と相槌を打ちましたが、難しいなら教室で余計に練習しなきゃいけないでしょと思います。
勇気を讃えたい
前置きが長くなりましたが😅、ある学生がこんな質問をしてきました。
日本のレストランに予約の電話をして、「午後5時からでお願いしたら、お店の人が最後に⚪︎月×日の午後5時、17時にお待ちしております。」と言って電話が切れたそうです。
学生は「これは5時に予約できたのか、7時からになったのかどっち??」と。
丁寧に相手は「じゅうななじ」と言ったようで、学生はますますパニック。
授業では「ななじとは言いません。しちじですよ。」と教わるからです🤣
この学生、先日日本語能力試験のN2に合格しました。
なので、一応大学入学が可能なレベル、簡単なビジネス会話ができるレベルになりますが、それにしても一度も行ったことがない国に国際電話をかけて予約をするというのはなかなかの勇気じゃないでしょうか。
私は日本語教師なんてしているくせに、電話しないで済むなら電話したくないタイプなので😅、もちろん台湾で電話をかけたことなんて1回もありません。
どうやらいくつかの店に自ら電話をかけて予約をすでに取っているようです。
しかもどうやら日本で車の運転までするらしいです(雪に気をつけろと脅しておきました)。
すごい勇気!!
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