授業で学生と話していると、台湾の不思議がいろいろ集まってくるので、それをちょっとご紹介。
給料が安すぎると言うけれど
台湾の30代ぐらいまでの学生と話すと、彼らがよく言うことの1つに「台湾の給料が安すぎる」というのがあります。
台湾の大卒平均は26000元(約12万2000円)なので、確かに日本と比べたら安めです。
が、20代半ばぐらいになると、35000元〜50000元(16万5000円〜236000円)と人によって大きな差が開きます。
そんな高給とりの人も含めて「台湾の給料が安すぎる!!」とのことです😅
でも、台湾はMRTの料金が1駅20元(94円)、1番長い時間(約54分)乗ったとしてもたったの60元(283円)です。
電気代は去年、5月と6月の2ヶ月で470元(2220円)。
私とにゃーは違いますが、未婚の若者は両親と同居しているので家賃無料。
そして何より、日本人の私より日本に頻繁に行きます🤣
年末に日本へ行った学生と春節に初めて日本へ行った学生はどちらも4月に日本へ行く予定だそうです。
単純に給料の額だけ比べたら日本より安いけど…。
日照権を気にしない
日本でタワマンを建てようとなったら、必ず気にしなければならないのが「日照権」じゃないでしょうか。
これから住もうとする場所で、近隣住民と不必要なトラブルを起こしたくないし、建築会社も気にするポイントだと思います。
台湾の街を歩くと、5階建てでエレベーターなしのやや古びたアパート群の中に、突如ニョキっと新築マンションが建っているのをよく見かけます。
(私とにゃーが今住んでいるところもそんな感じ)。
当然、時間帯によっては近くの低めな建物には日光が当たりません。
「よくトラブルにならなかったなぁ」と思っていたら、学生が
「え?ほとんどの台湾人は気にしないと思いますよ。」とのこと。
「それなら、みんなどんどん新しいマンションに建て替えるんじゃないの?」と聞くと
「面倒くさいじゃないですか。思い出もあるし。」とのこと。
台湾の人、割とこの面倒くさい(麻煩)という言葉を使いますが、こんなところでも…。
普段台湾の学生と話していてもあまり「外国の人」という感じがしないんですが、こういう話をすると「ああ、外国の人だな」と思います🤣
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