先日から日本のネットニュースは「紅麹」の話題をよく見かけますが、実は台湾もある食中毒(?)事件が世間をにぎわせています。
炒めた麺で食中毒?
そのニュースがこちら。
台北1の繁華街、信義区(台北101のある地区)にあるデパートの中に入っているレストラン(東南アジア系ベジタリアン料理)で食事をしたお客さんが2名亡くなったというニュース。
被害に遭ったのは8名で、「チャークイティオ」という米からできた太麺を炒めた料理がどうやら原因のようです。比較的軽症の人によると、「少し酸味が強かった」とのことなので、材料が傷んでいた可能性もあります。
こんな料理です。
昼食にこの店を訪れ、夜に嘔吐、腹痛、動悸を訴えたため、病院で点滴を打ったところ回復したので、帰宅、翌日突然症状が悪化し、亡くなったそうです。
亡くなった方のうち1名は39歳と若い方で、しかも生物ではなく火が通っているものを食べて死に至ることなんてあるのかなと思いましたが、詳しい検査結果は明日にならないと分からないとのこと。
このレストランは衛生管理がやや杜撰だったことから、営業停止の上、6万元(28万)以上の罰金となるようです。
暖かい国ではご注意を
台湾は湿度も気温も日本に比べたら高いので、毎年どこかの店で食中毒が発生しています。特に味付けが濃いめの料理は材料が傷んでいても気づきにくいことがあります。
繁華街のデパートに入っているレストランだから、多少変だなと思ってもそれほど警戒しないというのもあると思います。
実際、私もにゃーも夏場に外食するときには清潔なお店で屋台などは避けることが多いです。
その点、日本料理は材料が傷んでいるとすぐに分かるので安心ですが、初めて食べる料理なら尚更異変に気づきにくいと思います。
すでに台湾の気温は30度超え、湿度は80%近くなっています。
日本人はついつい「残したら失礼」と思ってしまいますが、一口食べて違和感を感じたら遠慮せずにそのまま残して帰りましょう。
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