台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

龍が好きなんじゃないの?

先日の授業で、漢字の授業から人の名前の話になってびっくりしたことです。

 

最近名前に使われない漢字

確か漢字で「彦」だったか「郎」だったかを教えた際に、人名にもよく使われる漢字だよというような説明をしました。

 

台湾はアニメ、ゲームが好きな人が多いので

「炭治郎」(鬼滅の刃)とか「彦一」(スラムダンク)とかすぐに学生から思いつく名前が返ってきます😂

 

そうそう。でも、炭治郎っていう名前はちょっと古い感じがする(設定が大正時代だからですが)し、彦一も結構渋い名前なので、最近はあまり使われないという話もしました。

 

で、台湾にも「最近は使われなくなったな」という人名漢字があるのか聞いてみると…

「龍ですね。」との返事。

 

これは意外。中華圏の人ってやたらと龍が好きなイメージだったので、名前にも普通に使っていると思いました。

 

普段、学生を英語か日本語のニックネームで呼ぶので気づきませんでしたが、学生の名簿を見ると確かに「龍」が入っていません。

 

でもでも今年は辰年。龍を使わないんでしょうか??

 

干支にちなんだ名前

日本でも「虎」とか「辰」「馬」辺りは干支にちなんで名付けに使われることがあると思いますが、にゃーに聞いたところ「確かに龍は古い」そうです。

 

「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」も使われないの?と聞いてみたら、なんとにゃーはこれを知りませんでした。

 

「台湾にはない」と言い張りますが、そんなバカなと思って、「友達に知らないか聞いてみて!」と3回ぐらいしつこく言ったら、にゃーの友達から「こんなの国語の常識だろ」との返事が😂

 

で、facebookで探すと「寅」とか「辰」なんかは台湾でも人名に使われるようです。

 

ちなみに以前は割と日本人女性の名前に「子」が付いていましたが、最近減っていますよという話をしたら、学生はこれにびっくり。

 

「え!?きれいなのに!!」

と学生が言うので今度は私がびっくり。「子」がつく名前は台湾の人からするときれいだそうです。

 

 

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