台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

いくらなんでも可哀想

先日の授業で、学生があまりにも可哀想だと思ったことです。

 

大学の交換留学制度

その学生は2年前から大学の交換留学を目指して初級後半から私の授業を受け始めました。

 

交換留学には最低でもN3のレベルが必要とのことで、まずはN3を目指すことに。

無事にその年の12月のJLPTでN3に合格。これで交換留学出願の条件は満たしました。

交換留学は毎年2回選抜があって、1回目は5月、2回目は11月にあるそうです。

 

ただ、N3では交換留学先として選べる大学は1、2校しかないというのと、論文をある程度仕上げてから留学したいとのことだったので、去年の11月まで待って選抜試験を受けました。

 

日本はアメリカやイギリスの留学と比べると競争はそこまで激しくないらしいのですが…蓋を開けたら48名中24名が留学できるので、倍率は2倍でした。

 

結果…私の学生は34位だったので、10名の辞退がなければ留学できません。

流石に10名の辞退はなく、じゃあ、今年の5月に再チャレンジしようとなりました。

 

留学か、大学院の修了延期か

去年は惜しくも留学のチャンスを逃してしまいましたが、学生は12月のJLPTで今度はN2に合格。

 

交換留学の選抜で作文があまり良くなかったとのことなので、作文の練習もコツコツしてきました。今度こそ!!と思い書類も一緒に準備。

 

ところが…先日の授業で衝撃的なことが。

 

なんと、大学院の指導教官の都合で、論文の提出期限が1週間早められ、口頭試問と留学の選抜試験の日がダブってしまったというのです。

 

半泣きの学生。

それは、それは、絶対に指導教官がひどい!!!

直前にそんなことを言うなんて…。

 

一応、大学院の修了を半年延期して、留学選抜を受けることを勧めました。

 

・大学の交換留学は同世代と一緒に勉強できる。

・大学院修了後に日本語学校などへ行く方法もあるけど、台湾の大学院の学費は日本の

 日本語学校よりはるかに安い。

 

の2点がその理由です。

週末に両親とも話し合って決めてねと言いましたが…どうなることやら。

 

 

ブログランキング参加中です。

クリックお願いします🙇

 

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村