Youtubeで岡田斗司夫さんという人のアニメ解説やら時事問題やらの動画を見ているんですが、最近あれ?と思った動画があります。
タイムパフォーマンス
コスパに続いて、タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する人が増えているというような内容で、時間を節約するために映画やドラマ、動画などを1.5倍速でみたり、会話がないシーンを飛ばしたりするそうです。
今は配信サイトやサブスクなどのサービスが広がったことで、見るべきコンテンツが多く、話題に乗り遅れないために短い時間で効率よく作品を視聴したい人が増えたからのようです。
ドラマでもアニメでも1話を見て好きじゃないと思ったら、続きを見なければいいだけじゃないの?と思いますが、古い考え方なんでしょうか。
間の大切さ
特に日本の映像作品は「間」が大切だと個人的には思っています。
タイパ重視の人は、世界も驚いた高倉健さん主演の「ぽっぽや」とかを30分ぐらいにして見るんでしょうね🤣
会話がなくても表情や視線でキャラクターの考えや個性なんかを自分なりに解釈するのが映像作品を楽しむ醍醐味じゃないの?と思いますが、それがもう面倒くさいということなんでしょうか。
動画の中で、鬼滅の刃のアニメ版の最初に主人公が崖から落ちて助かったのが雪のおかげだったという場面が例に出ていました。
実はアニメを見た時、「なんでわざわざ雪で助かったなんてセリフ入れるのかな?」と思ったんですが、タイパ重視の人にはそちらの方がいいんだそうです。
「とにかく見た」ことに重点が置かれていて、全然作品を楽しんでないように思えるし、「友達との会話についていくため」に見ているだけのような気がします。
タイパ重視の人のために作品が作られるようになったら、どんどんつまらなくなるのかなぁ。。。
ブログランキング参加中です。
クリックお願いします🙏