台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

学生が怯えていること

学生と授業をしてると、ときどき台湾のことでびっくりすることがあります。

学生が怯える敬語

日本語を勉強する人を苦しめ、学習意欲を大いに下げる1つが「敬語」です。

 

特に日本で仕事したい、バイトしたいという人は「敬語を間違えたらどうしよう。」とかなり怯えます。

 

どうやら、どこの国でも「日本人は真面目」にプラスして「とにかく細かくて厳しい」イメージがあるようです😂

 

でも実際、日本で使われる敬語ってお決まりフレーズが多かったり、店や会社によって「こう言いなさい!」と決めているところも多いので基本中の基本しか教えません。

 

敬語より気になる

私は敬語よりも「これは教えとかないと!!」と思ってることが2つあります。

 

1つは、「仕事中のおしゃべり」

台湾はコンビニやスーパー、ドリンクスタンドのスタッフさんが接客をしながらおしゃべりをしているのは珍しくありません。仕事のことをしゃべっていることもありますが、冗談を言い合っているケースもあります。

 

これ、日本なら即クレーム!!だと思います。

先日もこれから日本へ留学に行きたいと思っている学生の授業だったので、敬語を勉強したタイミングでこの話をしました。すると・・・

 

「台湾もサービス料を取るところは、店員さんがおしゃべりしているとお客さんからクレームが入ります。」とのこと。

 

え!?サービス料って店員さんが黙るサービスなの?!とびっくりしましたが(もちろん違います)、一般的にサービス料を取るようなところでは店員さんの私語はNGだそうです。

 

ちなみに、小綺麗な飲食店はだいたい10%のサービス料が取られます。

 


サービス料を取らないようなお店(屋台や露店のお店)は「サービス料取らないからな」と思うそうです(本当に!?)

 

あいさつはしましょう

2つ目は「とにかくあいさつと返事をしっかりしましょう。」です。

小学校みたい🤣🤣🤣

職場や関係によっても違うかもしれませんが、確かに台湾の人は日本人みたいに大声で「おはようございまーす!!」とあいさつしません。

 

隣の席の人とか、エレベーターが一緒だったとかならするけれど、黙ってオフィスに入って席まで行く人がほとんど。

 

なので、これを言うと「えー・・・大きい声で。。。恥ずかしい🫣」という学生もいます🤣

万が一、職場に外国人スタッフが入ってきて、あいさつしないようなら日本ではしたほうがいいと教えてあげてください。

 

「敬語が下手でも、仕事が遅くても、とにかくあいさつと返事をしっかりしていればなんとかなる!」といつも言っています(本当か・・・)。

 

まとめ

よく海外の方が日本へ来て日本の接客に感動すると耳にしますが、どこへ行ってもサービスがいいほうが珍しいのかもしれません。

いいところでもあるようですが、店側が戸惑うようなレベルのクレームを入れる人がいることも事実で、それが「敬語を間違えたらどうしよう。」「失礼なことをしたらどうしよう。」という外国人側のプレッシャーにもなるのかなぁと思いました。

 

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