台湾には日本統治時代の建築も多数残っていますが、それよりさらに前の清王朝の建物も残されています。
林安泰古厝と林本源園邸
前から気になる、気になると思いつつずーっと行けていなかったのが「林安泰古厝」と「林本源園邸」。林安泰古厝は清の乾隆帝時代に財を成した人の家で、もともと大安にあったそうです。
お金持ちは今も昔も大安に住むんですね😲
この林安泰さん(個人名かな?)がどんな人物なのかは、実はまだここへ行けていないのでわかりません😅
が、先日「林本源園邸」へはやっと行くことができたので、そちらをご紹介したいと思います。
板橋林家
「林本源」は個人名ではなく、清の時代に富を成した一族の総称、屋号のようなものだそうです。
林家は「板橋林家」という台湾五大お金持ちの家の1つです。「林本源園邸」があるのは「板橋区」と呼ばれる地区なんですが、清時代からあの地域は「板橋」という名前だったようです。
「林本源園邸」はそんな林家の家+庭なのですが、入り口の案内図を見てみると…
なかなかの広さです😅💦
が、私たちが行った時、ちょうど一部修復中だったことと、一部はガイドがいないと入れないエリアとなっていたので、実際に見られたのはこの半分ぐらいでした。残念。。
これが入り口(玄関?)。
清王朝感あふれる内部
入り口を入ると、先ほどの案内図が右手にあり、いきなりどちらから見ればいいのか迷う通路が出現します。
前にも何かあるけど、左にもなんかある。
とにかく端から見ていこうということで、左へ進むと…
右側は修復中。
若干、足元に不安を覚えつつも進んでいくと…
広い!!
清式庭園は迷路のように通路があって、通路を進みながら庭の景色を堪能するんですが、こちらから見えない位置にテーブルや椅子が配置されています。
へーと思いながら迷路を進むと、迷路の先にやっぱり小さめな入り口があって、その入り口をくぐると…
突然建物😲
お寺(?)あ、個人の家かと思って入ってみると…
何のため!?と思うほど扉、扉、扉。あふれる清王朝感とお金持ち感✨✨
この扉の前にも椅子があって、座ると風が通って涼しい。
この扉たちをさらに奥へ進むと…
談話室?リビング??応接室???
とにかく木でできた椅子が並んでいて、おしゃべりできる空間となっていました。
この建物を出てまた小さい入り口のようなところを通ると…
また庭が出現。
今度は池の中に小さい建物が建っています。この建物入ることができます。
さらに、この建物、上へ上がれる構造になっていました(今は上がれません)。
当時のお金持ちたちはこの上で優雅にお茶でも飲んだんでしょうか…。
まとめ
修復中なのと、ガイドの時間に間に合わなかったのですが、これで半分。
もう半分がどうなっているのか見たいので、修復が終わったら再訪してみたいと思います。
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