台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

一緒に見えてしまう

以前にもちらっとふれた芸能ニュースですが、

totolu.hatenablog.com

 

もうスルーしておこうと思ったけれど、昨日のyahooニュースで「ええ!!」と個人的には思ったのでやっぱりちょろっと書いてみたいと思います。

 

構造は同じに見える

私が「ええ!!」と思ったニュースがこちらのニュース。

 

news.yahoo.co.

 

まあ、わざわざ「速報」で…。

このニュースが出る前は、ジャニーズのタレントさんで起用が決まっているものは起用しますという姿勢だったモスバーガー。

 

私は、「それぞれの企業の考え方があっていい」と思いましたが、そのニュースのコメントに「それなら不買運動だ!!」というのをみました。

 

それってどこかの国と同じ発想じゃないの??

 

別にそれで買いたくない!と思うのは個人の自由だからいいと思いますが、「運動」にするの??

 

企業だけじゃなくてお役所までジャニーズタレントを使わないと発表して、それをメディアが大々的に報じて…まるで、今までジャニーズにやられていたこと(圧力的な?)ことの腹いせのようです。

 

で、この「ジャニーズのタレント使うなら買わない」とか「ジャニーズの人だから使わない」っていうのは、「俺(ジャニーさん)の言う通りにできないなら、使わない」というのと一体どこが違うんでしょうか?

 

モスバーガーがどういう対応を取るかはモスバーガーが決めることであって、それに圧力みたいなのをかけて対応を変えさせたなら、それはジャニーさんがしてしまったことと構造は同じだと思います。

 

タレントたちの立場は難しい

「売れている人が被害者だって言わないのはおかしい!!」というのも見かけましたが、じゃあ、自分がその立場だったら本当に言いますか??

 

某大企業の社員が自殺みたいなニュースを毎年のように見ますけど、あそこの社員たちはみんな「あの人は自殺しちゃいそうなほど辛そうだった」とか「自分も同じ被害にあった」って言ってますか??

「知らなかった」「噂で聞いていたけど…」って言ってませんか??

 

別に芸能界に限らず、人が集まって誰かに権力が集中するといいことも悪いこともあって(自衛隊のセクハラとか)、悪いことはもちろん認めて是正されなければならないんだけれど、「みんなでこらしめよう」は違うんじゃないかと思いました。

 

ジャニーズ出る人も、残るって決めた人も、これまでドラマや映画で楽しませてもらったし、今も毎週夢中になってみているドラマにはジャニーズのタレントさんが出ているので、いい方向に向かえばいいなぁと思います。