台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

今時の面接

今時の会社(?)の今時の面接対策は正解が分からない。

 

かつての就職面接

ちょっと前まで、外国人留学生の面接対策はそれほど難しくありませんでした。

 

そもそも就職するためには「JLPT N2、できればN1」が基本条件のような暗黙の了解みたいなのがあったように思います。

もちろん、特殊な技能(小籠包を包む人とか)は別ですが。

 

面接する側もそれほどややこしいことは聞いてきません。

 

・日本に留学した理由

・その会社の志望理由

・将来どうしたいか

 

ぐらいが主な質問。

雇う側も、雇われる側も「終身雇用ではない」から企業側からすれば安価で若い労働力、学生側からすれば、将来国へ帰って仕事をするための経験と資金調達です。

 

最近の面接

とろころが、です。

だんだん外国人が社員になるのが当たり前になってきて、日本で育ったんじゃないかと思うぐらい日本語が上手な外国人も増えました。

 

そうなると、企業側は日本人と同じような感覚で質問をしたり、接したりします。

当然、今まで「外国人だからしょうがないか」って笑って許してもらえたこと(ちょっとしたマナー違反とか)が許されなくなります。

 

こう書くと、「グローバルじゃない!日本は世界から遅れてる!!」みたいなことを叫び出しちゃう人がいますが、そうじゃなくて。

 

そうすると外国人側は日本のサイトに載っている「面接のとき注意したいこと10選」みたいな記事を読んで対策を練ったりするんです。すごすぎ。

 

スタートアップ企業の面接

なんでこんなことを書いたのかというと、先日ある方の面接の練習を請け負いました。

受ける会社はスタートアップ企業がちょっと成長したぐらいの規模の会社。

 

まず、英文の履歴書を送ったら、「日本語で書いてくれ」という要望が来たので、スタートアップといえども、外国人はあまりいない、日本文化どっぷりの会社かな?と想像しました。

 

その人は日本の会社だけど台湾からのリモートワークを希望していたので、日本文化どっぶりの会社ならややハードルが高いんじゃないかと思いましたが、面接の様子を聞くと思いのほか相手は本人の希望に協力的。

 

どうしても分からないことがあるとき、英語で相談したりもできるし、(じゃあ、履歴書はなぜダメなの・・・)なんと社員は人事なども含め、全員リモートワークなのだそう。

 

選考過程も独特で、6過程ぐらいあります(中途採用で)。正直どんな対策が正解なのか分かりません。

自分が長いこと日本の会社の面接を受けてないからなのか、それとも今時の面接って全部こんな感じなのでしょうか。。。

 

 

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