台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

台湾のアルバイト事情

昨日は日本からたくさん心配の連絡をいただきました。感謝です。台北市内はすでに落ち着いていて、余震もありません。

花蓮ではまだ救出を待つ人が多くいるそうですが、余震も続いているようです。

一人でも無事に救出されることを祈っています。

 

さて、先日お問い合わせで連絡を頂いたんですが…返信先の記載がなかったので、この記事に気づいてくださることを祈りつつ台湾のアルバイト事情について書いてみたいと思います。

 

日本と全然違う台湾のバイト事情

私も台湾へきて驚きましたが、日本と台湾ではバイト事情が全然違います。

違う点は大きく2つ。

 

・給料がめちゃくちゃ安い。

・学生=バイトではない。

 

まず給料ですが、176元が(833円)が最低時給で、バイトの求人を見るとこの最低時給で募集をかけているところも少なくありません。

 

176元ならマックでビッグマックのセット(145元)を食べたら31元(146円)なのでMRTで職場と家の往復ができません。

 

ちなみに、台湾はバイトも一般の社員も交通費なし。

 

台湾は親元から大学へ通う人も多く、中学や高校も「学業優先」なので部活も日本のように活発ではありません。

なので、バイト経験が一切ないまま社会人になるというのは珍しくありません(にゃーもなし)

 

日本語を使ってバイトがしたい!

台湾で日本語を教えていると、留学やワーホリ希望の学生によく出会います。

大体その学生たちは留学やワーホリに行くまでは日本語の勉強以外は時間を持て余したりしています。

 

で、時々「日本語を使ったバイトがしたいです。」という学生がいます。

ある学生は「日本語が使えそう…」と思ってくら寿司でバイトをしていました。

 

が、くら寿司はそもそもお客さんとほとんど話しません。

 

実際、日本語を使ったバイトを探すのはやや困難。

募集する側が日本語しかできない→ 台湾の求人サイトに載せられない

応募する側が募集を見つけられない→ バイトが一般的じゃないから探せない

 

また、日本と違って台湾は「1ヶ月だけ働きたい」みたいな人も多いので、バイトを育てるというのは難しいと思います。

 

有効な手段はないか…と言われたら、大学の日本語学科や日本語学校、または日本人経営の人材派遣会社(有料だと思いますが)に聞いてみるのが1番かなぁと思います。

 

 

 

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