台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

面接で正直に話してもいいか

今までにいろんな学生のいろんな面接練習に付き合ってきましたが、日本はやっぱり本音と建前の国なのかもと思いました。

 

志望理由

どの会社でも日本なら1番重視されそうな志望理由。大抵「御社の〜に共感して」とか「御社で〜をして社会に貢献したい」というようなことを答えると思います。

同じ質問の答えを学生に「考えてみて」というと、よくある答えが次の通り。

 

・給料が高いから。

・今住んでいるところから通いやすいから。

・〜が好きだから(車、電化製品、アニメなど)

 

3つ目は一応志望理由に使えそうな気もしますが、例えばトヨタを受ける学生が「車が好きだから」と答えたら、当然「じゃあ、なんでトヨタ?」と聞かれます。すると多いのは「有名だから」とかになります。

 

日本人からすると「えー…」という感じですが、台湾の人の中にも会社から転勤(台北→高雄)の話が出たら転職するという人は珍しくありません。

 

オフィスの移転などで、通いやすさが損なわれたから転職というのもよくある話で、次の会社の面接で「どうして前の会社辞めたの?」と聞かれたらみなさん普通に「通いにくい」と答えるようです。

 

毎日往復1時間以内、リモート可

日本では毎日往復3時間とかでも転職せずに同じ会社で働き続けることが多いと思いますが、台湾なら基本的には往復1時間以内が理想。2時間を超えると転職を考える人が増えると思います。

 

コロナでリモートワークが台湾でも広がったので、週に数日リモートワークができるというのも珍しくありません。

 

「給料や通勤時間に満足できるところで働きたい。」

 

これって実は日本人だって本音を言えばそうなんじゃないかと思います。

でも、なんだか子どものわがままみたいと思って我慢する人が多い。なんで我慢してるんですか?と学生によく聞かれますが、なんででしょう。。。

 

 

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