台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

台湾で日本語教師をする⑦

前回、主に食事を中心とした出費について書いたので🤣、今回は台湾のおやすみについて書いてみようと思います。

 

仕事カテゴリーで休みのこと書くのも変ですが😅、仕事をするためには「休み」は重要なので台湾へ来てから意外と日本と違う祝日事情を書いてみたいと思います。

台湾の主な祝日は以下の通りです。

 

春節

旧暦のため、毎年日付も休暇の長さも変わります。

2022年の春節は1月31日が大晦日、2月1日が元旦で、1月29日から2月6日までの9連休でした。

2023年は1月20日が大晦日、1月21日が元旦で、おそらく1月29日までの10連休になると思います。会社によってはプラス1日する会社もあるようです。

 

すごくにぎやか。

 

    

 

・二二八平和記念日

台湾で38年も続いた戒厳令のきっかけとなった事件です。詳しくはこちらをどうぞ↓

 

totolu.hatenablog.com

 

名前の通り、2月28日(新暦)が毎年休みです。今年は2月28日が火曜日なので、土日休んで月曜日働いて火曜日1日休む・・・

というのは台湾の人的にも「えー🫤」となります。なので、月曜日もお休みと政府が決めたので、4連休♪♪

 

良かったねー😆という話で終わらないのが台湾です。

なんと、4連休にするために前週の土曜日に出勤しなければならない(補班)というルールがあって、なんと前週は6連勤・・・。

 

・こどもの日、清明

これも新暦で、4月4日がこどもの日、5日が清明節です。晴明節はお墓参りをする日となっています。

今年は4月4日が火曜日!!

お察しの通り、前週は6連勤をして、月曜日を休みにするので、来年はなんと5連休♪♪

 

端午

日本の端午の節句とは全く異なるイベントが催されます。にゃーがちまきちまきと騒ぐ日です🤣

 

totolu.hatenablog.com

 

来年は6月22日の木曜日。

木曜日なので、金曜日が休みになると、連休🤣

お察しの通り、前週に6連勤をして、金曜日を休みにして、4連休♪♪

 

中秋節

お月見の日が台湾ではお休みです。家族で焼肉をする日ですね(メーカーの宣伝で根付いた習慣らしいです)。

来年は9月29日の金曜日なので、特に6連勤は必要なく3連休。

 

国慶のお休み

10月10日が台湾の建国記念日。今年は京都橘高校ブラスバンド部が招待されてイベントに参加していて、大変盛り上がっておりました。

プロジェクションマッピングもあります。

 

 

来年は火曜日🤣🤣🤣

 

ということで、前週6連勤、4連休ですね。

 

まとめ

カレンダーによっては、全ての祝日が3連休になったりもしますが、来年は4連休以上が多い印象です。

が、日本と違って、3、5、7、8、11月、12月は祝日なしです😞

個人的には満遍なく祝日がある日本から移住した当初は辛かったです🤣🤣

 

祝日というわけではありませんが、1月1日もおやすみ。

 

日本の観光も開放されたので、連休を利用して2泊ぐらいで日本や韓国に旅行する人が増えそうですね😄上記にあげた日にちの前後で中国語がちらほら聞こえたら、台湾人かもしれません🤣

 

台湾で日本語教師をする⑥

仕事を探して部屋を探して、ビザの申請をして〜という一通りを書いたので、今日は生活編で日本と違うかなぁと思うことをつらつら書いてみたいと思います。

 

自炊か外食か

まずは、生活の基本であり、楽しみである「食事🍴」のお話から🤗

台湾でのお部屋探し編  台湾で日本語教師をする④ - 台湾へ移住して日本語教師 

でも書きましたが、台湾で部屋を借りる場合、「キッチンなし」は珍しくありません。

 

じゃあ、全食外食なの?!と思われるかもしれませんが、その通り、全食外食の人もいます。

が、私は2ヶ月ほど全食外食生活をして、疲れました😅💦

何に疲れたかというと・・・

「ご飯を買いに行こう〜♪」と思って店へ行って買うだけでしょ!なんですが、

 

・突然店が休みのことがある。

・食べたいものが売り切れのこともある。

・どこかの会社か学校が一度に大量注文をしていて、すごく待たされる。

・自分のせいだけど、時々注文したものと違う料理がくる(中国語を聞き間違えられた?)

・量が合わない

 

じゃあ、キッチンのない部屋でどうするの?となると思いますが、自分で電気調理器を持ち込んで料理するのはOKなんです。

なので、

 

  

 

台湾が誇る、1家に1台絶対と言えるほどの普及率の「大同電鍋」を購入(意外と高いです)。記念すべき台湾での初自炊にカレーを選びました🤣

ちなみに、台湾のスーパーでは「カレー用の肉」は売っていません

 

 

構造は非常にシンプルな、外鍋に水を1杯〜2杯入れて、内鍋に野菜やお肉、魚などを入れて調味料をかけてスイッチオン。で、完成です。

なので、基本的に「蒸す、煮る」料理となり、余計な油がいらないのでヘルシー♪♪

 

ですが、やっぱり料理を始めると炒めたりもしたくなるわけで・・・ネットで調べたり、友達に聞いたところ、

「アルミホイルを敷いて、アルミホイルの外側に少し水を入れると炒める的なことができる」と聞き、早速実践。

 

残念ながら写真が残っていませんでしたが、「卵焼き」まで作れるようになりました!!

ですが、アルミホイルの下の水がなくなるとスイッチが切れてしまうし、水を入れすぎると炒めたりできないので、調理に30分以上を要するという時間勝負に🤣🤣

 

節約するには

日本の感覚としては、「でも自炊したほうが安いでしょ?」となりますが、そうはならないのが台湾の不思議なところです。

 

新鮮な食材はやはり市場が一番!!

 

 

 

野菜も肉も魚も全てほぼ「量り売り」になります。

スーパーの野菜はけっこう多めな量で売っているので、数種類買うと食べきれない💦💦ですが、市場なら「欲しい量」を言うとその量で売ってくれます。

 

 


魚は1匹まるごと売りになります。

見えている値段を見ると・・・170元(791円)、200元(931円)と台湾でも海鮮はお高め😅💦

ですが、魚1匹で私とにゃー2人分お腹いっぱいになるサイズなので、1人分ならこの半分ぐらいの値段と考えていいと思います。

 

魚はスーパーで買った方が安い場合もありますが、おいしさを選ぶなら市場かなぁと思います。

スーパーの価格帯は

 

 

 

有名レストランプロデュースのドレッシング95元(442円)

 

   

 

湖池屋ポテチ(現地合弁法人)39元(181円)。

 

   

 

これは日本から輸入しているものなので、若干高めですが、シャンプーやコンディショナー159元(739円)、240元(1116円)

 

けっこう高く感じると思いますが、今円安であることも影響していると思います。

が、台湾は日用品が日本に比べて高いと思います。

 

外で何かを買うと・・・

 

   

 

すきな野菜3種類+ししゃもフライ弁当70元(325円)。

 

   

 

私が大好きなザーサイと豚肉の混ぜ麺とおかず95元(442円)

 

こうやってみると、「あれ?外食の方が安くなるんじゃない?!」と思うと思います。私の感覚としては、「たぶん大体同じぐらい」ですね。

ただ、自炊の場合は、「ししゃもフライトサラダと味噌汁にしたい。」とか自分で組み合わせを決められる(台湾はコンビニ以外で生サラダをあまり売っていません)し、「食べたい」と思ったものを食べられると思います。

 

まとめ

食べ物の話で終わってしまいましたが🤣、食事事情はすっと現地の食事を受けいてられる人と全然受け入れられない人がいるので、心配な人は自分に合う方法を事前に研究した方がいいかなぁと思います。

 

台湾で日本語教師をする⑤

前回、お部屋探しと荷物を送る時のちょっとした注意点を書いたので、今回は台湾についてからのアレコレ。

前回の記事はこちらか→台湾で日本語教師をする④ - 台湾へ移住して日本語教師

 

  

 

写真は、台湾到着後2日目に郵政博物館で撮った写真。

 

訪問ビザ申請

まずは外国に住む時に必ず必要になるのが、「ビザ申請」ですね。

なので、台湾に着いてからまずするのがビザ申請。といっても、日本人はビザなしで台湾に3ヶ月滞在(コロナで停止後、明日から再開予定🎉)できるので、そこまで焦らなくても大丈夫かなぁと思います。

 

とはいえ、まずは観光ビザ(ビザなし状態)から「訪問」というビザに切り替えます。おそらく、働く予定の学校が書類を準備してくれると思うので、言われた場所に言われた書類とパスポートを出すだけです。

 

健康診断

就労ビザ申請のためには健康診断が必須です。学校側が健康診断の費用を出してくれる場合と自己負担の場合があると思いますが、いずれにしても最初は自分で払わなければなりません。確か1500元ぐらいだったと思います。

 

健康診断をする際は「家庭医」という科?医者?のところへ行きます。受付で「教師ビザのため」と伝えてください(診断項目が決まっているため)。

 

台湾の健康診断はなぜか「証明写真」が必要となります。なので、病院にスピード写真機が置いてあります。

値段は日本より安いので、健康診断の前に撮りましょう。

 

私の時は、「はしかの免疫がないから注射が必要。でも、在庫がない。」と言われ💦

もう少しでビザの申請ができないところでした😩

小さいクリニックで打ってもらいましたが、日本で打ってから台湾へ来るのが無難かもしれません。

 

電話の契約、悠遊カード購入など

台湾の携帯電話の契約は、本当に複雑で難しいです😱

日本と同じように2年契約や1年契約ですが、契約期限で手続きをしなければならない上、「同じプランを更新できないことが多々あります」

 

私もそんなことは全く知らず、日本語が話せるスタッフさんに付いてきてもらって契約に行きましたが、その時に対応してくれた電話会社の人が

プリペイドにすれば、チャージし続ければずっと使えるよ。」と教えてくれたので(あのときのスタッフさん、ありがとう!!)、プリペイドで契約しました。

 

が、プリペイドはネットの残りが80メガとかになるとメールをくれるんですが、うっかりチャージを忘れると突然ネットが使えなくなるという悲劇が起きます😭

 

銀行口座の開設

台湾もマネーロンダリングの対応で、電話番号がない人は銀行口座の開設ができません。

電話番号を手に入れたら、銀行へ行って「開戸」と言えば手続きしてもらえます。

外国人はクレジットカードの申請は難しいですが、デビットカードの申請が可能で、台湾はデビットカードでありとあらゆる買い物ができるので、申請すると便利だと思います。

 

就労ビザの申請

健康診断の結果が出たら、働く予定の学校から書類をもらって、就労ビザの申請に行きます。

「移民署」という場所へ申請に行くのですが、ここがものすごく混みます🫢💧

入り口にボランティアのおじさん、おばさんがいるので、「日本語教師」とか「老師」とかの漢字を見せれば、どの申請用紙に書くか教えてもらえます(書類がいっぱいあるので)。

 

まとめ

台湾へ到着してから1週間ぐらいはこの書類やら手続きとの戦いになります😅💦💦

学校にもよりますが、慣れるまで学校と家の往復みたいな生活になってしまうと思うので、到着してから仕事が始まるまでの間にちょこっと観光したり、夜市をのぞいてみるのが個人的にはオススメです😁

 

台湾で日本語教師をする④

前回、台湾へ行く前に揃える書類とかのことを書いたので、今日は引っ越し編。

 

totolu.hatenablog.com

 

まずは部屋探し

いきなりですが、おそらくこれが最難関だと思われます🤣

以前にも書いたと思いますが、台湾で部屋を探す時に1番よく利用されるのが、591

 

591房屋交易網 | 租屋買屋實價登錄資訊平台

 

というサイトです。まずは、「租屋」というところを選びます。

 

 

次に、住みたい都市、地区などを選びます。

例として「台北市、夜市で有名な士林区」としました。

 

 

赤丸の部分をクリックすると、階とかさらに細かい条件を選べます。

今回は「エレベーター付き(電梯大楼)、排除頂楼加蓋」を選びました。排除頂楼加蓋というのは、台湾にときどきあるタイプの部屋で、建物の屋上に建てられた部屋だそうです。今は違法建築扱いとなっていて、断熱性が悪く、おすすめできません。

チェックを入れた方がいいかなと思います。

 

 

条件を入れると、このように一覧が出てきます。

 

 

「いいなぁと思ったら、クリックすると詳細が見られます。

 

 

このお部屋は、MRTも近くてキッチンもあるし、きれいだし、ほとんどの人が「いいなぁ😆」と思う部屋だと思うのですが・・・

 

家賃が35,500元(16万2000円)🫢

 

日本語教師の給料は一般的にこれより低いと思うので、残念ながら借りられません🫤

 

おそらく、日本語教師の給料なら、家賃1万元台前半かなぁと思うので、それを目安に探すと・・・

 

 

ここは12000元(5万4000円)。しかも、浴槽付き!!(珍しいです)

欠点を挙げるなら・・・駅が遠いですね😅💦

 

 

左下の赤丸が物件のある場所で、その右上が駅。徒歩15分ぐらいだと思われます。

日本ならそれほど「遠い」と思う距離でもないと思いますが、台湾なら「やや遠い」範囲かなぁと思います。

 

ちなみに、私は外国で暮らす場合、「職場は自宅から歩いて行ける範囲」にすることが最重要ポイントなので、ここと同じぐらいの家賃でしたが、

 

・キッチンなし

・洗濯機共同

・駅から歩いて10分

 

という部屋で、年季を感じるお部屋でした。

 

 

私としては、結構気合を入れて掃除したので、「まあ、いいか」と思えるレベルでしたが、ここへ1度来た日本の時の同僚と、にゃーは「うーーーーん😐」という表情をしていました🤣🤣

 

そして、「いいなぁ」と思う部屋を見つけたとしても、まだまだ壁があります。

 

・台湾へ行くまで内見できないけど、台湾へ行くまでの間に他の人に借りられてしまう(高確率)。

・運良く台湾へ行くまでに空いていたとしても、外国人お断りの可能性がある。

・内見してみたら、想像と全然違っていた(高確率)。

 

住む場所に強いこだわりがあるという場合は、市内や繁華街から遠い(市内まで30分以上かかる)場所で探すと家賃もそれほど高くなく、きれいめな部屋が見つかると思います。

 

荷物を送る

部屋の目安をつけたら、荷造りです。日本から送る荷物、いろいろと迷うと思うのですが・・・送った方がいいだろうと思うものが

 

・衣類(夏、春、秋もの)

・書籍関係(日本語のテキストなど)

・化粧品や薬類

・身の回りの家電(ドライヤー、髭剃りのような小型なもの)

 

ぐらいかなぁと思います。さきほどのサイトをじっくり見てもらえれば分かりますが、台湾はキッチンがない部屋が多いので、キッチン用品はとりあえず送らなくてもいいかなと思います。

 

バリバリに自炊したい!!という人は

 

・ホットプレート

 

があると便利かもしれません(送るの大変ですが)。ただ、台湾は自炊すると必ず節約になるとはいえません(料理によります)。

すぐに必要じゃないものは船便がいいかなと思います。

 

送る際に「自分の部屋を決めてから家族に送ってもらう」のは、1万元台の部屋を借りた場合は「受け取れない」可能性があるので、「職場に送る」が確実かなと思います。

「受け取れない」というのは、台湾の郵便局は荷物の再配達をしてもらうハードルが高いからです。

 

まとめ

台湾で仕事を見つけ、部屋を見つけ、航空券を予約して、荷物を発送すればOK!です。次回は台湾へ着いてから、ビザの申請、各種の手続きをざっとご紹介したいと思います。

 

 

台湾で日本語教師をする③

前回の面接編  台湾で日本語教師をする② - 台湾へ移住して日本語教師 に引き続き、仕事が決まった後どうするのかというお話です。

 

内定が出たら・・・

めでたく内定が出た後は、移住するためにいろいろな手続きをしなければなりません。が、ほとんどの学校が書類を送ってきたり、「あれして、これして」と指示をしてくれると思います(ワーホリは別)。

 

具体的な流れは次に書きますが、まずは今仕事をしている人は退職の旨を伝えましょう。一人暮らしの人は、ちょっとずつ要らないものをメルカリで売ったり、市町村に大型ゴミの回収などの依頼をして、大家さんに退去する旨を伝えましょう。

 

台湾へ行く前に揃えるもの(書類編)

学校によっても違うと思いますが、おおよそ次のようなものを揃えてほしいと言われると思います。

 

・大学の卒業証書(証明書ではなく)

・台湾までの往復航空券(片道だけ買うと乗れないことがあるとこのことです)

・無犯罪記録の証明書

 

まずは大学の卒業証書ですが、証明書ではなく証書のコピーを出すのが台湾のルール(または私が働いた学校のルール)のようです。一人暮らしの人などは所在の確認を。

 

台湾までの往復航空券ですが、帰る分の航空券は購入して乗らないということになるので、LCCのセールなどで安いのを買えばOKだと思います。

ビジネスビザの申請は台湾へ観光ビザ(ビザなし90日滞在可)で台湾へ入国してからの申請となる場合がほとんどだと思います。

 

そして、無犯罪記録の証明書。これが最難関です😅💦

どこに申請するのかな〜と調べると、おそらく都道府県の警察本部です。必ず本人が申請、本人が行かなければなりません。

 

が!!!!

 

おそらくすんなり発行してもらえません(都道府県によるみたいですが)。私は初回に「台湾の教育機関日本語教師をすることになったので、ビザの申請上必要」と説明しましたが、

 

「それだけだと発行できないから、その教育機関からビザを申請する証明になる書類(○○のHPでダウンロードしたファイル)を持ってきて」と言われ、

 

そのまま働く予定の学校に伝えて、書類を作ってもらって、再び警察本部へ書類を持って行くと・・・

 

「これじゃないな〜」みたいなことを言われました😩💦

そもそも、これは外務省に申請するもので、うちじゃないんですよ・・・」とごにょごにょ。

あまりにもよく分からないたらい回しだったので、

「庶民はあなた方の仕事の棲み分けなんて知らん。ネットでもここへ申請とかいてあるし、必要な人は全員東京の外務省へ行けってことか!?」とプチギレをすると・・・

 

指紋とって証明書を出してくれました。

 

その他手続き

他には、人によって選択が変わると思いますが、例えば国民年金の支払いは止めたいなという場合は、市役所へ行って「海外転出」の手続きをします。

 

この場合、日本へ帰国した際の健康保険はありません。

そして、コロナ禍で国民に給付された10万円などの受給資格もありません。

 

マイナンバーは帰国して転入したら同じ番号がつかえるはずなので、捨てないようにしましょう。

 

まとめ

これで晴れて台湾へGO!(写真は台湾からGO!ですが🤣)

 

 

 

ではなく、荷物どうするの?とか、住む場所どうやって探すの?とかまだまだやることがあります😅💦それはまた次回に。

 

台湾で日本語教師をする②

前回、仕事の探し方と、募集要項のポイント(というほどでもありませんが・・・)をざっとご紹介したので、続いては面接、模擬授業編です。

台湾で日本語教師をする① - 台湾へ移住して日本語教師

 

面接で聞かれがちなこと

国内、国外で多少の差はあると思いますが、一般的な質問は普通のお仕事と変わらないと思います。ざっくりと、

 

・志望動機(その教育機関の志望動機と日本語教師の志望動機)

・非常勤なら週に何時間働けるのか

・経験者の場合はどんなところでどんな人を対象に、どんなテキストで教えたのか

・未経験者の場合、養成講座などで教育実習があったかどうか

・自己PRなど

 

正直、普通に答えればこれらの質問は合否に影響しないのではないかと思います。これに加えて、日本語教師らしい(?)質問というか確認がある場合があります(主に国内)。

 

・うちの学生はアルバイトなどで疲れていて、授業中寝たり態度が悪かったりする場合

 がありますが、そのような場合、あなたはどう対処しますか。

 

これ、正解はないと思います。私が聞いたことがあるとんでもないある学校の場合、経営者が外国の方で、そこの学生はほぼその国から来ていて、違法スレスレ(というか違法)なこともまかり通っていて、先生が学生を起こすと、先生が怒られるそうです🤣🤣

外国人差別と言われようが、「そういう国の人は来ないでくれ」と思います。

 

海外の場合、留学経験や海外生活経験を聞かれることがあります。

 

・日本と違って、水道の水が飲めなかったり、交通が不便だと感じることがあると思い

 ますが、大丈夫ですか。

 

この時に留学経験や海外生活経験があると、「〜という国で何年間か住んでました」などと答えれば良いかと思います。この質問は特に年配の方の場合、採用に大きく響きます。

もし、「趣味がキャンプなんですが、二日間お風呂に入れなかったりすることもあるんですよ。」みたいに、少し特別な環境でも大丈夫だとアピールできる何かがあれば話してみるといいかもしれません。

 

逆に、「え・・・日本とまではいかなくても日本に近い環境で生活したい」という方はそもそも海外での生活をしないほうがいいかもしれません。

 

台湾はかなり日本に近い環境ですが、やはり日本とは違います。先日、築浅のマンションですが「蛇口が壊れて水漏れしたから、全部取り替える」という事態になりました。

蛇口が壊れたというのは人生初経験でした。

 

    

 

水道技師の方が2時間ほどで全て修理してくれました✨✨いいおじさんでした。

 

模擬授業

じゃあ、何で合否が決まるのか。やはり「模擬授業」です。

あらかじめ、「○○の△課をやってください。」と言われることがほとんどだと思います。そして、ほとんどの学校でそれほど厳しいチェックは入らないと思います。なぜなら、先生が足りないからです。

 

語彙導入→文法導入→ドリル→確認のためのQA

 

この流れでやれば、ほとんどの学校で採用が決まると思います。

が、やはり不合格になりやすいのは次のような特徴がある場合ではないかと思います。

 

・必要のない外国語を使う(特に英語が得意な人は要注意)

・話し方にブレがある(話す速さや声の大きさが変わる、吃る)

・方言のクセが強すぎる

・学生(試験官)を全く見ない

・準備ができていない

 

私はあまり面接の経験はありませんが、1つめの外国語に一番マイナス点をつけます。英語が得意、上手なのは外国人とのコミュニケーションでは大変な強みですが、日本語教師の場合は日本語を教えることが仕事なのであって、あなたの語学力を伸ばしたりアピールする必要はありません。

 

さきほど書いた流れに大体沿っていれば、途中で少し止まってしまったり、言い間違えをしてしまったりするのは気にしなくていいと思います。

どんなに授業に慣れていて上手な先生でも必ず授業中に1度は言い淀みや言い間違え、流れを変えることはよくあることです。

 

学生にわかってもらおうとしているかが最大の焦点となると思います。

 

まとめ

といわけで、仕事を探して応募して、面接と模擬授業になったらこんなところを見られるんじゃないかなぁというポイントを書いてみました。

台湾で日本語教師をする①

結構前に、台湾で日本語教師をする時の本当にざっくりした感想?イメージを書きましたが、(台湾で日本語を教える - 台湾へ移住して日本語教師)

そろそろ国境を開く国も増えてきて、ワーホリや就職などを考える人も増えるかなーと思い、今回はもうちょっと具体的に台湾で日本語教師をする場合の手順を書いてみたいと思います。

 

     

 

日本語教師の職探し

まずはお仕事探しからスタートです。「日本語教師 求人 台湾」のようなキーワードで検索すると、いくつかのサイトが出てくると思います。私がよく見るのは以下の3つ。

 

・NIHON MURA

・日本語オンライン

日本語教師の集い

 

ここに出したサイト以外にもサイトはあると思います。まずはサイトを覗いてみてください💻。

台湾の場合、日本語教師ビザの取得のためには次のような条件があります。

 

・短大卒(専門学校卒でもビザがもらえる場合があります)

・犯罪経歴書で無犯罪が証明できること

 

時々、中国語が話せる人とか、420時間の養成講座または大学の主専攻・副専攻、短大ではなく大卒なども条件に入ります。

 

募集要項を見る際の注意点(特に待遇)

続いて待遇面の確認。これ、とっても大事です!!なぜなら、本当に学校によって違いがあるから。例えば、

 

<A校>

・月給25000元〜、ビザサポートあり(一部自己負担)、週の授業数が25時間を超えたら、1時間につき400元プラス、年に1回の賞与。

 

<B校>

・月給33000元〜、ビザサポートあり(一部自己負担)、業績によって年に2回の賞与。

 

こんな求人があったとします。月給がいいのはB社だから、B校を選んでしまいたくなるんですが・・・必ずB校がいいとは言えません。

なぜなら、B校には「月の授業数が30時間を超えたら、1時間につき400元プラス」というのがない🫤から。

 

学校の規模にもよりますが・・・25時間といえば、平均毎日5時間ぐらいの授業をすることになります。経験があって、しかも使用したことがあるテキストをその学校も使っている場合は、1日5時間はけっこう楽な方だと言えます。

 

なので、プラスで5時間すると、5時間×400×4週間=8000元

プラス10時間ぐらい増えても大丈夫という人なら、10時間×400×4週間=16000元

 

すると・・・基本給が低いA校の方がお給料的には潤います。

学校によってはビザを全額自己負担しなければならない😱、契約期間が1年(または2年)となっていて、更新できる、できないの制限があるなど、結構違いがあります。

 

教師の生活サポート

学校によっては、教師の一時帰国のサポートに航空券支給するとか、無料の寮があると書いてある場合もあります。

 

一瞬魅力的な条件ですが、「寮」が学校の建物と同じとかだったりすると、学生や職員との距離感は相当近くなると思いますが、一人でリラックスしにくかったり、気づけば毎日仕事しかしてないとなる場合も😱

じゃあ、外で部屋を借りるとなると、中国語ができない場合はちょっと大変な上、台北は家賃がかなり高いので探すのは難しくなります🤔

 

また航空券は台湾ー日本はレガシーキャリアで68000円(台湾ドルで14800元)。賞与を1年に1回確約してくれている学校なら1回分の帰国飛行機代はそれで賄えます。

 

まとめ

今回はサイトをみて、私が考える募集要項を見る際のポイントを書いてみました。私も台湾へ来て働いてから求人を見るときに気づいたポイントです😅

たまに、面接のときに書いてある条件と違うことを言われる場合もある(悪意なく)ので、自分でもしっかりみて理解をしておきましょう。