先日の台湾ニュースを見て「毅然とするのも大事」と思ったことです。
どんなニュースだったのかというと、台湾に滞在する外国人が台湾で産んだ子どもの居留に関するものです。
概要はこちらから→
1番の違和感を感じたのはこの部分でした。
「長女が台湾の託児所に通い、中国語を話し、友達は皆台湾にいるにもかかわらず長女の身分は外国人なのだと語り、18歳になったら居留証を申請しないと合法的に台湾に滞在できないと訴えた。」
これ、日本人からも台湾人からも「当たり前では?」と言われることですが、おそらくアメリカが出生地主義、日本や台湾が血統主義だからなんだと思います。
でも、台湾にすでに10年以上住んでいて、娘もそんなに台湾社会に溶け込んでいるのであれば、居留申請は簡単に通るはずだし、台湾は二重国籍を認めているのだから帰化申請したあとに本国の国籍を戻せばいいだけのような気がします(できないのかな?)。
移民署の手続きが(外国人が多いのもあって)大変なのは分かりますが。
なんか、似たような話が日本でもあったような、ないような気がします。
仕事柄、いろんな国の人と接しますし、留学中に妊娠、出産をする学生もいないわけじゃありません。
学生には縁あって日本へ来て出会ったのだから、夢を叶えてほしいと思うし、幸せに暮らしてほしいと思います。
が、日本で出産、子育てをした学生が将来こんなことを訴えてきたらと思うと複雑な気持ちになります。
訴えたらなんでもありなら、パスポートや国境なんていらないという話になるし、外国人扱いに傷つくなら自分の国は出ないほうがいいと思います。
移民署がピシッとコメントを出したのは毅然としていよいし、スルーとか曖昧なコメントではなかったところに頼もしさを感じました。
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