台湾へ移住して日本語教師

2018年から台湾で日本語教師をしています。

悩みどころ

今年の4月から始まった「登録日本語教師」の制度。ちょっと悩んでいます。

 

登録日本語教師制度

数年前から日本語教師を国家資格にしようという動きがあって、まだかな〜と日本にいる頃から思い続けていましたが、今年の4月からようやくスタートしたそうです。

 

私がまだ大学院にいる頃からこの制度の話がチラチラ出ていて、関わっている教授もいたのでアンケートやらテストやらに答えたことがあります。

 

登録制になることは個人的には賛成です。

日本語教師の資格があまりにも曖昧だし、待遇も酷いままだし。

 

ただ、この制度がスタートする上での懸念もいっぱいありました。

・もし現職の先生が手続きを拒んだら、すごい人手不足となる。

・すぐに待遇が改善されるとは思えない。

・登録の手続きの間、授業はできないけれど穴埋めをどうするのか。

 

海外で働く場合

さらにさらに、海外で働く場合、この登録制度は不要となっています。

でも、そのうち海外の教育機関でも日本での登録がある人とかが募集資格に入りそうな気もします。

 

それなら今のうちに登録しといたほうがいいのかなぁと思いつつ、登録方法を調べてみたら…

 

 

www.nihongokyoushi.net

 

大学や養成講座を受けた先生でも試験だけは受けなければならないようです。

私の大学は試験だけパスすればいいのかなぁと思って調べてみたら、なんと文化庁の認める機関に入っておらず、私の場合は試験と講習を両方受けなければならないことがわかりました。

 

なんで、大学院まで行って、高い学費を払い、さらにそんな講習まで受けなければならないのか。。。専門学校レベルまで認定機関に入っているのに。

 

ちゃんと調べていませんが、どうせ試験も講習も日本へ行かないと受けられないのだし、交通費、滞在費は当然自腹だろうし。

 

当初はこれがスタートしたら登録する気でいましたが…やる気が削がれました😅

国内で教えたい場合は必須ではないものの、ほぼ必須。

これから国内で教える可能性を考えても無駄な気がしています。

 

あー、日本のお役所と大学の安定した地位にいる人だけで考えた制度だなぁと思ってしまいました。

 

 

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